八雲紫と風見幽香の入れ替わり   

2009年 02月 15日

八雲紫と風見幽香の入れ替わり




一年中向日葵やその他あらゆる花が咲き誇る、向日葵畑。
ここの主である四季のフラワーマスター・風見幽香(かざみゆうか)は、最近あることで頭を悩ませていた。

「幽香、貴女、私のものになりなさい」
「冗談じゃないわ!」

今日もまた、幽香の頭を悩ませる者がやって来ていた。
幻想郷の秩序と管理を担当する大妖怪・八雲紫(やくもゆかり)だ。
いつの頃からか、幽香は紫に惚れられていた。
そして、紫は暇さえあればこうして向日葵畑までやってきて、幽香に愛を説いてた。
愛の告白というには、少々挑発的すぎるものであったが。

「私はあなたの所有物じゃないんだから、『はい、あなたのモノになります』なんていえるわけないでしょう」
「じゃあ、もっと砕けた物の言い方をすればいいのね。幽香、愛してるわ、一緒になってほしいの」
「ストレートに言ったって、ダメなものはダメよ!」

はぁ、はぁ。
大声で怒鳴りすぎて、幽香は少し息があがっていた。

「もう、つれないわね。そろそろ、私の愛を受け入れてくれてもいいと思うんだけど」
「しつこいのはそっちでしょ、スキマ妖怪。仮にあんたの愛とやらが本物だとしても、私は、私より強い者しか認めるつもりはないわ。私に認めてほしいなら、私に勝つことね」

そう言って幽香は愛用の日傘の先端を首もとに突きつける。

「またいつもの戦闘?私はそれでもいいけど、ここのところずっと引き分けが続いているじゃない」
「今度こそ私が勝つわ!」
「私としては、そろそろ貴女との仲を進展させたいのよねぇ。だから、ちょっと強引な方法をとらせてもらうわね」

そう言い終えると、幽香の目の前から紫の姿が消えた。

「!?スキマによる移動!?いったいどこに・・・」

幽香が振り返ると、文字通り幽香の目と鼻の先に、紫の顔があった。
油断した。
幽香がそう思った瞬間、幽香は紫に抱きしめられ、唇を重ねられていた。
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by tohotoho2 | 2009-02-15 23:53 | 東方入れ替わり小説

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