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博麗霊夢と雑魚妖怪の入れ替わり   

2009年 03月 03日

博麗霊夢と雑魚妖怪の入れ替わり



博麗霊夢は里の人間に依頼されて、ある一匹の妖怪を退治に向かった。
その妖怪は種族も分からないような雑種の妖怪で、力も強くないらしい。
ただ、里の人間の、しかも若い女子ばかりを襲っているらしく、里の人間はほとほと困り果てていた。そこで、霊夢にこの妖怪の退治依頼が届けられたのである。

「ふう・・・こんな雑魚妖怪、私が出向くまでもないじゃない。里の問題なんだから、慧音にでも頼めばよかったのよ」
霊夢は愚痴をつぶやいていた。
実際、その妖怪は弱かった。
少し針を投げつけただけで、立ち向かってくる気力も無くしたようだ。

雑種の妖怪らしく、外見はこれ、という特徴的なものがない。ツノや羽が生えているわけでもない。外見だけでいえば、人間の男にかなり近かった。ただし頭髪はない、肌は土気色・・・と、妖怪らしいところもある。低級の妖怪なので服なんて立派なものは身につけておらず、腰にボロきれを巻いて腰巻き代わりにしているだけだ。

「ぐ・・・おのれ・・・博麗の巫女め・・・」
「私が直々に退治してあげるんだから、光栄に思いなさい。さあ、とどめよ」

霊夢が雑魚妖怪の脳天に針を投げつけようとしたとき。

「くくく・・・今だ!」

妖怪が、腰巻きの中から1つの丸いものを取り出した。どうやら鏡のようだ。
その鏡の鏡面部分がキラリと光る。

「な、なに、まぶし・・・」

霊夢の目の前に光が広がり、霊夢は意識を失った。







「はぁ、はぁ・・・んっ・・・」

霊夢が目を覚ますと、聞き慣れた声が耳に入ってきた。

「い、いったいなにがあったの・・・」

霊夢は体を起こした。

「あれ、なに今の声・・・な、なにか変だわ」

霊夢が自分の声に違和感を持ちながら、視線を目の前にやると、目の前の草むらに、自分がいた。
目の前の自分・・・霊夢の姿をしたそれは、大きく股を広げ、自分の股間に指を添わせてこすりつけ、荒い息を吐きながら自慰行為にふけっていた。

「きゃ、きゃあああああああ!なんで私がそこに・・・」

霊夢が叫ぶと、目の前の霊夢が行為を一旦やめ、こちらに視線を投げかけてきた。

「ふふ、目覚めたようだな、博麗の巫女・・・いや、今は名も無きただの雑魚妖怪だがな」
「な、なにを言って・・・」

とまどいつつも、霊夢は自分の体を見てみた。
土気色の肌、腰巻きひとつの格好。頭に手をやると、頭髪はひとつもない。鏡を見ずとも一瞬で分かった、今自分は、博麗霊夢ではなくなっている。

「そうだ、今はお前が雑魚妖怪で、俺が博麗霊夢だ」
「ど、どうやって・・・こんなことになったの」
「俺は里の一番の金持ちの倉に忍び込んだ。そこで偶然、お互いの身体を入れ替える鏡、これを手に入れたんだ。そして、どうせ入れ替わるなら俺たち妖怪の天敵、博麗の巫女と入れ替わるのが一番だと思ったのさ」
「こ、これね・・・なら、もう一度使えば」

霊夢は手に持っている鏡を、目の前の自分に向けた。
パリーン。
しかし、鏡は音を立てて割れてしまった。

「ええっ!?」
「残念だったな、その鏡は一度しか効果がない。つまり、俺とお前は永遠に入れ替わったままなんだ」
「そ、そんな・・・嘘よ!」
「くくく、別に信じたくないなら信じなくてもいい。それより・・・」

目の前の妖怪は霊夢の姿のまま、霊夢の股間に手を伸ばし、ある部分をつかんだ。

「きゃあっ!」
「ふふふ、妖怪の身体になって、男のモノの感触はどうかな?」

妖怪はニヤニヤと、霊夢のかわいらしい顔をゆがめながら問うてくる。

「だ、誰が・・・私は妖怪なんかじゃ・・・男なんかじゃ・・・ない・・・わ」
「くくく、しかしここは正直だぞ?」

妖怪は霊夢の腰巻きをはぎ取った。そこには、浅黒くギンギンに反りたったモノがあった。

「い、いやぁ!」
「これがお前のモノだ。お前は一生妖怪として生き、一生股間にこのモノをはやして生きるんだ」
「いや・・・こんなの夢よ・・・私は博麗霊夢・・・なんだから・・・」

妖怪は腰を落とすと、霊夢の股間に生えているモノをいきなり口でくわえ込んだ。

「きゃあっ!わ、私の身体で何をして・・・や、あぁっ!」
「ふごご、どうひゃ、ほほほのほのをふわえられるひゃんひょくは(どうだ、男のモノをくわえられる感触は)」

霊夢は、男の身体に慣れていないところにいきなりフェラチオをされて、瞬間に絶頂を味わった。
ドクッドクドクッ
霊夢の股間の太くたくましいモノから白い液があふれ出す。
霊夢の顔をした妖怪は、霊夢の小さな口からそれらの液を全部飲み干し、綺麗になめていく。

「ふ・・・やっぱり男のモノは臭いな・・・くくく、どうだ、初めての射精は」
「い、いやぁ・・・こんなの、私じゃない・・・私は、博麗の巫女で、女なんだから・・・」
「くくく、しかし、アソコはまだ元気にあふれているみたいだが」

霊夢の股間のアレは、射精した直後にもかかわらず、天に向かって反り返っていた。
堅さもカチカチのままである。

「男の射精は気持ちいいだろう?もっと、気持ちいい方法を教えてやろう・・・」

そう言うと妖怪は霊夢の身体のまままた草むらに腰を落とし、股を広げた。ドロワーズははいていないので、霊夢の秘所が露わになる。
霊夢の身体の妖怪は、二本の指で霊夢の秘所を押し広げる。
やがてぱっくりと、霊夢の秘所の口が開いた。

「や、やめて、私の身体でそんなこと・・・しないで・・・」

霊夢は右手で股間のモノを鎮めようとしながら、前屈みの姿勢で懇願する。

「お前のそのモノをここに差し込むんだ・・・そうすれば、もっと大きな快感を得られるぞ」

霊夢はもう、頭の中で思考がグルグルを渦を巻いていた。
思考が焼け付き、まともに判断することができない。
突然醜い妖怪の身体になってしまったこと。
自分の身体を妖怪に乗っ取られてしまったこと。
股間に感じる男の快感に支配されてしまいそうになること。
それらの欲望の濁流が霊夢の意識を覆い尽くしてしまいそうになっていた。

「はぁ、はぁ、はぁ・・・来て・・・私のここに、あなたのその太いモノを入れてグチャグチャにかきまわして!」

妖怪は女の、霊夢の口調を真似て、喘ぎながら霊夢を誘う。
股間を大股に開き、指で秘所をクチュクチュとかきまぜながら。

その光景を見た瞬間、霊夢の思考が焼き切れた。
霊夢の快感は股間の1点に集中し、爆発する先を求めた。
霊夢は目の前の自分の姿をした者に襲いかかり、自分のモノを差し込み、何度も激しく突いた。


そして、霊夢の思考が再び潰えた。






「ん・・・」

霊夢は目を覚ました。身体がやけにだるい。異変を解決したときのような、けだるい倦怠感が全身を包む。

「ん、い、いたっ」

そして次に自分の股間に痛みを感じ、体を起こす。
見ると、自分の秘所から血が流れている。

「ひ、ひぃっ!?な、なにこれ・・・」

「くくく、覚えていないのか?」
「はっ、あ、あんたは・・・お前は!」
「どうやら思い出したようだな、お前と身体を入れ替えていた、妖怪だよ」
「な、なんで・・・一生入れ替わったままじゃなかったの」
「ああ、あれは嘘だ。そのほうが盛り上がると思ったからな」
「なっ・・・・・!!」

霊夢の心に、激しい怒りが沸いてくる。


「いいじゃないか、元に戻れたんだから。ついでにいえば、あの入れ替わりは時間制限があってな。ほっといても元に戻るんだよ」
「な、なんですって・・・」

霊夢が自分の身体を見てみると、確かに見慣れた巫女服、見慣れた自分の、人間の女の身体だ。
元に戻った・・・しかしたったひとつ、違っているところがあった。
今も血を流している、股間の部分だ。

「博麗の巫女よ、それは俺がやったんじゃない。お前が、自分で自分の身体を犯したんだ。くくく・・・一生、そのことを後悔しながら生きていくんだな」

「・・・・・・!!」

霊夢は、近くに落ちていた退魔針を妖怪の眉間に投げつけた。
妖怪は小さく悲鳴を上げ、針を起点に炎に包まれ、やがて跡形もなく消え去った。

妖怪は退治された。異様な事態も解消されたが、その事態は霊夢の心と体に小さな傷を残していった。








「はぁ、はぁ・・・んっ」

今日も平和な幻想郷。その中の博麗神社内で、小さな嬌声が響いていた。
博麗の巫女は腰を下ろし、股を広げ、自分の股間に作り物の張り子を入れ、その張り子を一生懸命しごいていた。

「はぁ、はぁ・・・んんっ、で、出る、出るぅぅぅ!!」

しかしどれだけ巫女が興奮しても、張り子のモノからは何も出ない。
しかしそれでも巫女は飽きずに張り子に指を添わし、しごき続けていた。
巫女は男のモノの快感を忘れられず、こうしてニセモノのモノで代償行為にふけこみ、自分の股間にアレが生えていたときのことを思い出しながら、自慰行為を続けていた。

「出る・・・出ちゃう、私のモノを・・・アソコに入れさせててぇぇぇ!」




完。

by tohotoho2 | 2009-03-03 04:46

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