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東方文花帖外伝 博麗霊夢と射命丸文の身体が入れ替わった!!   

2009年 08月 14日

東方文花帖外伝
博麗霊夢と射命丸文の身体が入れ替わった!!







「文(あや)のスカートって何であんなに短いのかしら……」

博麗神社の紅白の巫女・博麗霊夢は妖怪の山に住む天狗・射命丸文のスカートの短さが気になっていた。
いや、幻想郷の住民の中で射命丸文が一番スカートが短いというわけでもなく、例えば永遠亭の鈴仙・優曇華院・イナバのスカートの短さはわりと射命丸に匹敵するほどであるし、スカートの短い知り合いというだけならまだ他にも思いつく。
しかしなぜか霊夢は文のスカートだけが気になっていた。

「そういえば文がパンチラしたところなんて見たことないわね……ますます気になる……って何私ったら同じ女の文のスカートの中がどうなっているかなんて気になっているのよ!」

霊夢は頭をぶんぶんと振って自分の変態的思考を打ち消そうとした。もっとも、そんなことで自分の煩悩が抜けたら苦労はしないのだが。

そんなこんなで、霊夢の中の射命丸文のスカートの中身に対する妄想は日を追うごとに増していった。




ちょうどそんなとき、博麗神社で恒例の宴会が行われた。
紅魔館、白玉楼、永遠亭、守矢神社、地霊殿、その他幻想郷中の妖怪が集まる、大規模な宴会になった。当然、そのメンバーの中には妖怪の山の新聞記者・射命丸文も入っていた。

「こんばんはー、霊夢さん!今日はまた一段と大人数の宴会ですね!幹事の霊夢さんも大変なんじゃないですか?」
「幹事なってなった覚えはないわよ!みんな、ここ最近宴会がなかったからずっとやりたがっていたみたいね。酒飲みたい奴らが勝手に集まってきたって感じよ」
「へー、そうなんですか。でもまぁ、それも霊夢さんの人徳ゆえに、ですよね!」
「まったく、人徳でもなんでもいいけど、みんなちゃんと後片付けぐらいは手伝ってほしいわね……」
「それじゃあ私は今日ここで取材したい人たちがいるのでちょっと行ってきます!」
「あーはいはい、行ってらっしゃい」

そう言って文は宴会の席の彼方へと消えていった。
霊夢は向こうへと去る文を見送りながらも、視線は文のスカートに釘付けになっていた。

「改めてみると本当に短いスカートね。羞恥心ってものがないのかしら。よっぽど自分のパンツに自信があるのかしら……どんなパンツをはいてるのかしら……いやそもそもはいてないという可能性も……ハッ、私ったら何て妄想しているの!?」

久々に文に会い、文のスカートの短さを改めて実感したことで、霊夢の妄想も最大限にエキサイトしていた。

「いけない、いけない。こんな私の変態的妄想をみんなに悟られるわけにはいかないわ。特に文本人には……」

それから霊夢は平静に努め、いつものように適当に皆の相手をしていた。
そして酒を飲みすぎた霊夢はふと、用を足したくなり、神社内にあるトイレに向かった。少し小走りで。
しかしそれがいけなかった。
霊夢が小走りで廊下の角を曲がったとき、射命丸文がこれまた霊夢と同じぐらいの速度でこちらに向かって角を曲がろうとしていた。

「あ、文!?」
「れ、霊夢さん!?」

お互い、突然姿を現した相手を避けることができず、霊夢と文は勢いよく衝突し……ごちーーーん!という派手な音を出しながらお互い頭をぶつけ合い、そのままばったりと廊下に倒れこむように気を失ってしまった。



そして数分後、射命丸文が目を覚ました。

「う、うーん、あたたた……文ったら急に飛び出してこないでよ……」

文は身を起こすと、そばで気を失ったままの霊夢を見下ろす。

「ちょっと文、だいじょうぶ……って、ええ!?」

文の視線の先には、紅白の巫女衣装を着た博麗霊夢が倒れていた。

「な、なんで私がいるのーーーー!?」





こうして身体が入れ替わった私たちは、お互いを演じながら生活することにした。

私と文が入れ替わって一週間が経った。
だいぶ文の身体にも慣れてきた。
私の精神と文の身体が馴染んできているのがなんとなく感覚で分かる。

天狗の生活も最初は不慣れだったが、慣れればわりといいものだった。


さて、今朝も新聞を届けなきゃ。
私はベッドから起きて文の服を着る。
スカートはもちろん、パンツが見えそうなほど短いミニスカート。
そのスカートの前部分が不自然にふくらんでいる。
私は朝立ちしているのだ。そう、文はふたなりだった。

「ううっ……あやっ……」

今日も、鏡の中の私の顔……文の顔を見ながら射精をした。
勃起していたおちんちんが多少は収まった。

里までひとっ飛びして、新聞を配る。
里の男の人の視線を感じる。私のミニスカートを見ているんだ。いやらしい。
でも見られていることがだんだん快感に変わっていく。
しかし興奮しすぎると勃起して私がふたなりだとバレてしまう。
その、バレてしまうかもしれないと思うことで、さらに興奮できた。


博麗神社では、文が私のカラダで、神社の掃き掃除をしていた。

「あ、霊夢さん!」
「もう、文ったら。今の私は射命丸文よ」
「巫女の仕事って退屈すぎますよ、早く私のカラダを返してください」
「そんなこといっても、私のせいじゃないんだから、どうにもならないわよ」
「そうですよねぇ……」

by tohotoho2 | 2009-08-14 22:58 | 東方入れ替わり小説

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