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東方創想話 作品集95 「7th fall」様 『the Fairytale of the Girls  1st.』   

2009年 12月 29日

クーリエの東方創想話の感想。


東方創想話
作品集95
『the Fairytale of the Girls  1st.』
作者「7th fall」様


博麗霊夢がメイン。


感想は下↓に。






感想。

点数が高かったので読んでみました。

へえ~、どんな風に終わるのかなーと思ったら、あれ!?続いた!?続きものだったのこの話!?
そういえばタイトルに「1st.」ってついてるね。特に気にしていなかったけど、第1話という意味だったのかー。

霊夢達人間組の死亡ネタは創想話ではたまにあるネタですが、この話で特徴的なのは、霊夢があまりにも自分の死に対して淡々としているところですね。
永琳に「こうして平然と口をきいているのが不思議なぐらい」と言われるほどの状態まで追い込まれても、特に死の恐怖におびえたりもせず、やり残したことを探すわけでもなく、ただただ平然としている。
正直、霊夢があまりにも平然としすぎていて、もうちょっと取り乱したりしろよ!とか言いたくなってきます。霊夢は元々淡々とした性格ではありますが、ここまで悟りきってしまっていると、ちょっと人間味がなさ過ぎるというか。

死の間際まで深く付き合ってくれる相手が紫と魔理沙という人選も、まぁ霊夢の人間関係からすれば順当なところで、このへんは特に新鮮さもないのですが……

ラストあたり。
ん?霊夢、まだやり残したことがあったのかな?改めて、皆との友情に目覚めるとかそういうベタな展開かと思いきや……
今まで「博麗の巫女」という枠に縛られて生きてきたから、改めてそういう枠を取っ払って、フルパワーの自分を試したい!と思う霊夢。
うわー!?そんな発想になるとは思わなかった。霊夢こそが異変の元凶になっちゃうような、そんなとんでもないことをしてしまうのかな?
いかんせん、この話だけだとまだまだ序盤っぽいから、続きを見てみないとなんともいえないですが……抑えることをやめた霊夢がどんなことをするのか興味あります。

皆が霊夢に延命を勧めるシーン。
レミリアによる吸血鬼化、蓬莱の薬を飲む、のあたりはまぁよく見かけるパターンですが、アリスによる人工臓器、天人になる、神になる等は今まで見たことないパターンだけあって、なんだか新鮮でした。

by tohotoho2 | 2009-12-29 05:05

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