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さやかた紅茶館 『少女ブラリと電王中!』   

2010年 09月 09日

さやかた紅茶館 『少女ブラリと電王中!』_c0145162_132036.jpg


紫と天子が表紙に大きく描かれていますが、特にゆかてんというわけではないです。

2010年8月29日(日)
東方神居祭2
同人誌
『少女ブラリと電王中!』
「茶館カツミ(さやかた かつみ)」様



『さやかた紅茶館』

「茶館カツミ(さやかた かつみ)」様のサイトはこちら。


同人誌の感想は下↓に。













感想。

pixivにサンプルが載っていて、それを見る限り、どうも憑依ものっぽいので、これは見たい!と思ってホワイトキャンバスの通販で購入しました。


ストレートな感想を言うと、憑依ものとしてはちょっと残念な感じ。
霊夢に歴代6ボスが次々と憑依する!という内容なのだけど、憑依した途端、霊夢の外見が、霊夢の身体を乗っ取った人物の外見に似た感じに変化してしまうのですよね。
私の好みとしては、憑依後にちょっと目つきが悪くなるとか、その程度の変化ならOKなのですが、ここまで姿が変わってしまうと、「霊夢の身体」を乗っ取っているという感じがあまりしなくて、ちょっと興奮度が下がってしまいます。

憑依後に外見が変化する、というのは元ネタの仮面ライダー電王がそうなっているので、仕方ないといえば仕方ないのですが。
霊夢の身体に東方キャラが次々に憑依する、というネタそのものはすごく良さそうだっただけに、この展開は本当にちょっと惜しいな、と思ってしまいます。
お空が憑依したときなんか、ほとんどお空の外見になってしまっていて、霊夢的要素は皆無、というぐらいだったし。

紫の真意は、最近人が増えてきたから、ここらで交流会みたいなのを開いて、皆の親睦を深めてもらおう、というもの。
へー、そんな意図があったとは。紫もいろいろ考えているんだなぁ。素直に、いい話だなーと思いました。
そのために、自分の身体を好き勝手に使われた霊夢はたまったものじゃないですが(汗)。

憑依ものとしては方向性は良かっただけに、もうちょっと頑張ってほしかったです。
お話としては基本、ギャグメインでドタバタした雰囲気が楽しくて、紫が真意を明かすあたりでちょっとしんみり、とほんのちょっとのシリアス分もあったりして、明るく楽しいギャグの中にシリアスもある、良いお話でした。

by tohotoho2 | 2010-09-09 01:03 | 東方同人誌

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