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東方永夜抄外伝 鈴仙・優曇華院・イナバと因幡てゐの身体が入れ替わった!!   

2010年 10月 02日

東方永夜抄外伝
鈴仙・優曇華院・イナバと因幡てゐの身体が入れ替わった!!
~うどみょんは俺の銃刀法違反~






ここは迷いの竹林の奥に建つ、永遠亭。
その中の八意永琳の研究室では、妙な機械が設置され、鈴仙・優曇華院・イナバと因幡てゐの二人の兎がベッドに縛られていた。

「というわけであなた達の身体を入れ替えるわ」
「というわけで、じゃないですよ師匠ーーー!!聞いてないですよ、てゐと身体を入れ替えるなんて!」
「私は聞いていたウサ」
「ええええ!?師匠、なぜ……」
「問答無用。さあ、入れ替えるわよ」

鈴仙の師匠・八意永琳は容赦なく肉体交換マシーンのスイッチを入れた。



肉体交換マシーン。元々は医療用目的で永琳が考案、実際の製作は河城にとりが担当していた。
普段は使われることのないこの機会だが、今回は永琳の気まぐれで、鈴仙とてゐの身体交換目的で使用された。


「あー、なんか背が縮んでる……はっ、そうだ師匠、私の身体のてゐはどこへ行きました!?」
「とっくに人里のほうに行ったわよ」
「あの詐欺兎はーーー!絶対エロいことするはずだわ!ちょっと行ってきます!それと師匠!てゐを連れ戻したらちゃんと元に戻して下さいよ!?」
「ちゃんと二人そろって帰ってきたらね」

鈴仙はてゐの身体で駆け出し、永遠亭から出て行った。




「って、あれ、妖夢?」

鈴仙、いやてゐは迷いの竹林を出たあたりで妖夢と出会った。

「てゐさん!あのー、鈴仙さんを見ませんでしたか?」
「えーと、話せば長くなるんだけど、実は私が鈴仙なの」
「え?なに言ってるんですかてゐさん?」


てゐはとりあえず妖夢と一緒に手近の腰を下ろせるところに座り、妖夢に事情を話して聞かせた。

「そうだったんですか、鈴仙さんも大変ですね」
「そうなのよ~、師匠にも困ったものだわ」
「でも見た目がてゐさんな鈴仙さんも新鮮ですね」
「新鮮っていうか、こんな体験はできればしたくないわね」

てゐはため息をつきながらいった。

「そうですか?私はもちろんいつもの鈴仙さんも好きですけど、見た目てゐさんの鈴仙さんも可愛いと思いますよ」

そう言って妖夢はてゐに体をすり寄せる。

「私、今てゐの体だから……可愛いって言われると嬉しいような寂しいような」
「見た目の問題じゃないですよ、鈴仙さんは本当に可愛いじゃないですか……私とあんなことしているときの鈴仙さんとか……とっても可愛いですよ」

妖夢はてゐにしなだれかかり、そのままぎゅっと抱きしめる。

「よ、妖夢?」
「可愛いですよ鈴仙さん……本当に」

妖夢は肩までのおかっぱ髪を揺らしながら、てゐにそっと口づける。

「~~~!?」
「んっ……」

てゐのほうからさっと唇を離す。

「な、なにするの妖夢!?」
「なにって、キスですよ」
「そういうことを聞いてるんじゃなくて……」
「だって、今日はデートの約束だったじゃないですか。私、鈴仙さんに会って、お話して、キスして、気持ちいいことしたくて来たんですから」
「その前に今、私、てゐの身体だから!」
「キスぐらいなら問題ないですよ……ふふ、いつもは私が見上げるぐらいなのに、今は私の腕の中におさまっちゃうぐらいちっちゃい鈴仙さん、可愛いです」

妖夢がてゐを抱きしめたまま頭をナデナデする。

「やっ……あんまり耳の付け根を触ったら……そこは兎にとって弱点なのぉ……」
「だったらもっといじってあげますよ。短い耳の鈴仙さんも可愛いですよ」
「いやーっ、駄目、耳は、耳はぁ!」

身体が火照り、息が荒くなるてゐ。その股間は、じんわりと濡れていた。

「てゐさんの身体でもうこんなに濡れてるなんて、鈴仙さんっていやらしいんですね」

妖夢はてゐの股間に手をやり、膣からあふれる蜜を指ですくいとっててゐにみせつける。

「やぁ……ん、これは妖夢が……」
「鈴仙さん、てゐさんの顔をしていても、好きですよ」

妖夢は再びてゐに口づけし、今度は舌を差し入れた。
口の中で妖夢とてゐの舌が絡み合う。
妖夢がてゐの唾液を飲み、てゐが妖夢の唾液をすくい取り、のどに流し込む。

互いを貪るようなキスが続いた後、てゐは軽く絶頂を迎えた。



だいたい2時間ほど経った後、ようやく妖夢の攻めは終わり、てゐは解放された。

「それじゃあ、また。いつもの鈴仙さんでお会いしましょう」
「元に戻ってないと困るけどね……それじゃ」



てゐの身体の鈴仙が永遠亭に戻ると、鈴仙の身体のてゐが帰ってきていた。
なにやらまた人里のほうでなにかやらかしたらしい。
鈴仙は自分の身体が引き起こしたであろうトラブルをおもうとまた頭が痛くなった。
鈴仙とてゐの肉体は、再び機械によって交換され、二人は元に戻った。

次の日、てゐが起こしたトラブルの解決で奔走する鈴仙の姿があった。

「てゐ、覚えてなさいよーーー!ああ、もう一度入れ替わっててゐに仕返ししてやりたい……はぁ」

鈴仙の苦労人の日々はまだまだ続くようだ。




完。

by tohotoho2 | 2010-10-02 08:10 | 東方入れ替わり小説

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