人気ブログランキング | 話題のタグを見る

東方創想話 作品集142 「ナイスパー安達」様 『比那名居剣法帖』   

2011年 04月 05日

クーリエの東方創想話の感想。




東方創想話
作品集142
『比那名居剣法帖』
作者「ナイスパー安達」様



八雲紫、比那名居天子、魂魄妖忌がメイン。ゆかてん。


感想は下↓に。











感想。

この作品も、Twitterでtukaiさんが紹介なさっていたので、ゆかてんということで読みました。
ゆかてんとはいってもベタベタ仲が良いわけではなく、むしろ殺伐している。緋想天本編に近い感じ。こういう、馴れ合っていない二人も、ゆかてんの原点だと思うし、良いと思う。「一歩間違えれば死」みたいな、死と隣り合わせの世界観のゆかてんって、緊張感あってよい。そういう世界観だからこそ、天子は本気で紫に勝ちたいと思ったのだし、成長した天子を、紫も心から認めたのだと思うし。

天子と妖忌が絡むって珍しい。天子はたしかに剣持ちだけど、SSで剣持ちということを強調した作品ってあまりみかけない。どちらかというと要石とか、大地を鎮める能力のほうがよく描かれる気が。

誰かに教えを請う天子というのも珍しい。

>「綺麗な器に入っていれば、料理が美味しくなる訳じゃないわ……」
天人の天子と、「料理と器」の関係を例えたこのシーン。うまい例えだなぁ。

「剣」を扱う天子に着目、そして妖忌と絡めて、全体的にはゆかてんでまとめ。本気でぶつかり合う二人もよいなぁ、と思ったお話でした!

by tohotoho2 | 2011-04-05 03:28

<< 「仲谷」様の同人誌『幻想メルト... 東方創想話 作品集142 「k... >>