「ほっ」と。キャンペーン

『東方鈴奈庵 ~ Forbidden Scrollery.』 第12話「打ち出の小槌の残滓 前編」の感想。   

2013年 10月 27日

c0145162_1705856.jpg

コンプエース12月号をamazonで購入しました。

月刊コンプエース2013年12月号
『東方鈴奈庵 ~ Forbidden Scrollery.』
春河もえ
第12話「打ち出の小槌の残滓 前編」



鈴奈庵本編の感想は下↓に。



ネタバレあり!注意!











注意!
この先ネタバレがあります!!












あらすじ。

貸本屋「鈴奈庵」では、物音があちこちで起こるという怪異が起こっていた。魔理沙が小鈴に聞いてみると、本が勝手に動き出しているそうだ。魔理沙は不思議がるが、当の小鈴は気にしていない様子。
鈴奈庵での怪異が、輝針城での異変と通じるものがあると思い、博麗神社で霊夢と少名針妙丸に相談してみる魔理沙。
針妙丸によると、それは輝針城での異変と同じく、小槌の魔力の影響らしい。しかし鈴奈庵の本は今も大量に動いているので、それは小槌とは別の魔力が働いているのでは、と推測する針妙丸。
事を解決するため、鈴奈庵に向かう霊夢と魔理沙。
やはり、小鈴自体の様子も普段と違い、どこかおかしい。疑問に思った霊夢と魔理沙は、鈴奈庵には魔力を持つ妖魔本があることに気づく。小槌と妖魔本の魔力が混ざり合って、鈴奈庵だけ今も怪異が続いているらしい。
妖魔本の1つが暴れ出したが、霊夢の活躍で無事封印される。しかし、3人が気づかないうちに、本の中から抜け出したらしい謎の存在がこっそり鈴奈庵から抜け出してた……。

というお話。


感想。
サブタイトルを見ると……えー!!??輝針城の話!?
茨歌仙と、前回の鈴奈庵で心綺楼絡みの話があったので、しばらくはゲーム本編と絡むような話は来ないなーと思っていたら、なんと輝針城が来たぁ!
うーん、びっくり。
三月精も、ちょっと前までの茨歌仙も、書籍東方は最近のゲーム本編とほとんど絡まない、というのが当たり前になっていたから、驚いた。どうしたんだろう、最近はえらくゲーム本編と絡めたがるなぁ。

少名針妙丸登場!えー、今年の夏に出たばかりの新キャラがもう書籍に登場!?かなり驚き。そして、針妙丸ファンの人はかなり喜んだのでは。
ちっちゃくて可愛い!輝針城EDでは虫かごに飼われている、って聞いたことあるけど、人形の家みたいなのに住んでいるんやね。
一応和服キャラなのに、部屋の内装はベッドがあったり、えらく洋風。霊夢がこういうの持っているとは思えないし、アリスあたりに頼んで作ってもらったのかな?と妄想したり。
針を背中に背負ったり、ずれた鉢をかぶり直したり、いちいちアクションが可愛い。あと服の着物の柄が細かい。この点描、まさか1点1点手書き?
ちっちゃいキャラが手でつかまれてブラーン、とされるのも定番やね。狼キャラが犬扱いされたり、発明者キャラがオープニングで実験して爆発するぐらい定番。
さすが6ボスを務めて、騙されたとはいえ一応異変の首謀者だけあって、針妙丸はいろいろ詳しいなぁ。
早く大きくなりたいんやね、唯一の小人の末裔らしいし、「小さい」ことに誇りとかあるのかと思ったら、そうでもなさそう。周りが大きいのばっかりだし、やっぱり常日頃「大きくなりたい」と思っているのかな。

少名針妙丸の鈴奈庵における二つ名は「輝く針のリリパット」。
「リリパット」というと、そういう名前のドラクエのモンスターがいたなぁ、というのが最初の感想。
ビブロフィリア、シャーマン、マジシャン、サヴァン、ディスカイザーと、カタカナの部分が職業っぽい二つ名が続いていたから、リリパットも何かそういう職業の名前なのかなーと思ってググッってみると……
ガリバー旅行記に出てくる小人族の名前らしいです。へー、初めて知りました。まぁ、まさに小人の末裔な針妙丸にはピッタリなのかも。
二つ名の前半部分は、テーマ曲の「輝く針の小人族 ~ Little Princess」から取っているのかな。「小人族」を「リリパット」と言い換えただけっぽい。

前回出てきた『秦こころ』は、鈴奈庵に出てきても、鈴奈庵版の二つ名はつけてもらえなかった。でも針妙丸はちゃんと鈴奈庵版の二つ名をつけてもらっている。この差は一体。こころは元々の二つ名が、後半がカタカナという、最初から鈴奈庵ルールの二つ名(前半が漢字&ひらがな、後半がカタカナ)だったからかな。






最近は妖魔本と関係ない話が続いていたので、久々に妖魔本がメインになっていて、嬉しい。
そして、なんといっても妖魔本の「魔」に魅入られたかのような小鈴の妖しげな様子。ここが今回めっちゃ気に入りました。
序盤を見る限り、妖魔本はかなり危ない存在だとは判明していたし、小鈴も、そういうことは承知して妖魔本は集めていたみたい。
そうなると、やはり、妖魔本が暴走してなにか大変な事件が起こったりすることを期待してしまうわけで。
基本、平和な日常話が多い、書籍東方でそういう展開にはお目にかかれないかなと思っていたから……今回の、全編に漂う不穏な雰囲気は、めっちゃ興奮するわけですよ!!
憑依・乗っ取りが好きな自分としては、妖魔本に封印されていた精神だけの存在みたいな妖怪が、自由に動ける肉体として小鈴の体を乗っ取って外に出る……とかそういう展開があればもうベリーグッドナイス!ブラボー!なわけですが……さすがにそういうのは無いか。

それにしても本当に最後の引きが不穏すぎる。書籍東方でここまで不穏な次回への引きって無いような。
チュパカブラ脱走の時と、脱走という点では同じかもですが、シリアス度が段違いすぎるしなぁ。

「魔に魅入られた小鈴」という、なんだかダークな展開も、なんだか東方らしくない展開。私が大好物ですが。
幽々子の亡霊になるまでの経緯とか、東方って「シリアス」はあっても、「ダーク」は無いですよね。名前のあるメインキャラがストーリー中死んだりしないし、だれかの首から下が誰かに乗っ取られるとか、そういう胸がモヤモヤするような、ダークな展開ってないし。
基本、開けっ広げで、健康的な世界観の東方で、「魔に魅入られる女性主人公」なんて展開が見られるとは……いやー、嬉しい。


妖魔本が中心になって、小鈴を巻き込んで暴走、大事件が起きる!
これだ!鈴奈庵にこういう展開を望んでいたのですよ!



もう2話完結方式を廃して、儚月抄みたいに完全連続ストーリーに以降して欲しいぐらい。

最後、脱走していったあの存在……なんだろう。シルエットだけみると、衣玖さん……じゃない、リュウグウノツカイっぽいんだけど。


表紙のページの煽り、「さあ、これからの妖怪の話をしよう」。なんだろう、聞き覚えがあるフレーズだけど、なんだっけ。



春河もえ先生のあとがき。おお、今月号でちょうど一周年だったのか。茨歌仙と違い、毎月連載だから、すごく充実していた、という印象。


c0145162_17342215.jpg

[PR]

by tohotoho2 | 2013-10-27 17:01 | 東方関連書籍

<< 雄山氏、紅魔館でカリスマクイズ対決 pixiv「shigureru... >>