入れ替わり
ふたなり八雲紫(in比那名居天子)
紫の股間には男の性器であるオチンチンが生えていた。紫の雪のような白い肌とは対照的に赤黒く輝くソレの表面には血管が浮き出ていて、グロテスクなことこの上ない。
ご丁寧に、そそり立つソレの根本には、陰嚢、つまり2つのキンタマまでついている。
紫のアレは痛々しいまでに反り起ち、亀頭は先走り液でテラテラと輝いている。
「はぁ、また今日も朝立ちかぁ……」
八雲紫と私・比那名居天子の身体が入れ替わってから一週間が経った。
一週間前、天界にやってきた紫は会うなり謎の術を発動させた。私と紫が光に包まれ、その光が消えたかと思ったら、私と紫のカラダが入れ替わっていた。私のカラダになった紫はそのままどこかに行ってしまって、今どこで何をしているかも分からない。
いきなり八雲紫の姿にさせられて戸惑っているところに、紫の式の八雲藍がやってきた。
藍は私達が入れ替わっていることを紫から聞かされていて、その上で私をマヨヒガまで案内してくれた。
どうやらここで寝泊まりしていいらしい。
紫の身体では天界には帰れないし、願ったり叶ったりなので、遠慮無くここに住まわせてもらうことにした。
身体を入れ替えるなんて暴挙をしておいて、住居はちゃんと提供するという、紫の思惑がよく分からない。
とりあえず藍は私が天子だと理解した上で「紫として」扱ってくれている。
私は直接の従者というものがいなかったから、これはこれで従者ができたような気分で、気持ちいい。
慣れない紫の身体で分からないことがあれば、藍に聞けば大抵答えてくれた。
「毎朝起きるたびにこれだもんね」
自分の股間が大きく盛り上がっている。普通の女性のカラダでは絶対に起こらない現象だ。
ふたなりの紫の身体にもだいぶ慣れてきたつもりだったが、一日の朝に必ず目にするこの光景は、まだしばらく慣れそうにもなかった。
私はフリフリのついた黒いレースのショーツを穿いており、そのショーツの股間部分が大きく張ってテントのようになっている。
ショーツを手で触ってみると、ゴワゴワじめじめした感触が伝わってくる。
どうやら、昨晩も夢精してしまっていたらしい。
とにかく、紫のカラダは性欲のカタマリだ。
性欲を溜めておいたらとんでもないことになる。
というわけで、溜まった性欲は吐き出せるときに吐き出しておいたほうがよい。
それが、ここ一週間を紫のカラダで過ごした私が出した結論だ。
というわけで、さっそく右手でチンチンを包み込むように持ち、上下にしごいて射精の準備をする。
これも慣れたものだ。
最初は男の自慰行為をすることに抵抗があったが、慣れれば女の自慰より簡単に絶頂に達することができることが分かると、その手軽さもあって、今ではすっかり抵抗はなくなった。
下着姿のまま寝室の布団の上に立ち、「く」の字ような若干前屈みの姿勢になる。
右手で自分の太く逞しいムスコを握り上下にシコシコとしごくと、勃起して元々大きくなっていた竿が膨張してさらに2倍ぐらいの大きさになった。
ムスコは自分で見ていても痛々しいぐらい大きく反り返っている。
そして左手で自分の柔らかく豊満な胸を揉みながら、オナニーを続ける。
おちんちんの中を根本から先端へ、熱いものがたまっていくのを感じる。
シュッシュッシュッ
部屋の中に、ちんこをしごく音だけが響く。
「うっ……私……紫のおちんちんでオナニーしてる」
「うふっ……天子っ……私のチンポでシコるなんて……とんだ変態ね」
私は紫の声で、紫の口調を真似してしゃべってみる。
紫の声で言葉責めされている、紫の身体の私。
もうそろそろだ。
「はぁ……はぁ……うっ……で、出るっ」
ドピュッドピュッドピュッドピュドピュッ
八雲紫、本日最初の射精だ。チンチンの中にたまっていた精液が放物線を描いて、敷かれている布団の上に飛び散っていく。
紫の寝室の布団の上に飛び散った精液を、近くにあったティッシュで丁寧に拭き取り、ゴミ箱に捨てる。
ゴミ箱の中は乾燥してゴワゴワになったティッシュだらけだ。ゴミ箱はもうティッシュで溢れかえっており、ゴミ箱からこぼれたティッシュがあたりに散乱している。紫が今投げたティッシュもゴミ箱の頂点付近の使用済みティッシュにはじかれ、ふすまに当たり、そのまま畳の上に落ちていった。
私は布団から出てタンスまで歩いていき、今穿いている黒レースのショーツを脱いで、新しい赤レースのショーツに履き替える。
射精を終えて紫のチンコはだいぶ小さくなっていたが、それでもパンツから亀頭が少しはみ出るぐらい大きい。
そして、チンコの根本にぶら下がるキンタマはショーツの左右からブラン、と完全にはみ出している。これはもう仕方ない。女性用のパンツは、キンタマを隠すようには作られていないのだ。
新品のショーツに掃き終えた私は、軽く尿意を覚えたので、次にトイレに向かうことにした。
マヨヒガにはふたなりの紫用にちゃんと男子トイレがあるので、小をするときに非常に楽だ。
最初は立ちションにも抵抗がありまくりだったが、これもやっていると慣れてしまって、今や大をするとき以外にしゃがんでするなんて考えられないほどだ。最近では野外でも気にせず立ちションをしている。
私はトイレに着くと「小」用の便器の前に立ち、ショーツを下に下げる。そして露わになった紫の身体のおちんちんを男子トイレの便器に向かって勢いよく突き出す。もう尿意はおちんちんの先っぽまで来ている。そろそろ限界だ。
私は尿意を押さえるためにチンポの先の亀頭部分に力を入れていたが、その力をふっと解放してやる。
そして、おちんちんの先から黄金水を放出する。
キラキラと輝く黄金色の水が紫のおちんちんの先端から放物線を描いて便器の白い壁に勢いよく当たる。
シャーーーーーーーッッッッッ…………
黄金水の勢いが強すぎて、水滴のいくつかが私の手の甲にかかった。後でお手洗いでちゃんと洗わなきゃ。
「はぁ~~~~」
黄金水を出し終えた私はすっかり開放感に包まれていた。思わず口から気の抜けた声が飛び出す。
私はおちんちんを手で上下に振り、チンポ先端に残っていた黄金水の水滴をピッ、ピッと飛ばす。これをしないとおちんちんの先端に黄金水が残ってしまい、ショーツを履き直した時にショーツの前面を少し湿らせてしまうのだ。
小を終えた私は下に下げていたショーツを元に戻す。そしてショーツの中に、収まりがいいようにおちんちんを動かして竿の先が天を向くよう調整しながら収納する。紫のおちんちんは通常状態でも大きいから、ショーツの中にはみ出さないように収めるだけでも苦労するのだ。
せっかくトイレに来ているのだし、どうせなら大のほうも済ませておきたいのだが、どうやら紫の身体は便秘気味の体質であるらしい。たしかおとといの夜から出ていない。
私は洗面台の前に立ち、鏡の中をのぞき込んだ。紫の顔が映る。私達のカラダを入れ替えた張本人。今はこの紫の顔が私の顔だ。そのまま自分のほっぺを触ってみた。ややカサつきが出てきたように思う。便秘が続くとこんな風に肌が荒れるから、今晩あたりには出てほしい。藍に言って、また便秘薬をもらっておこうかな。
下腹部をさわさわと触ってみる。ここに二日分の紫のうんこが溜まっていると考えるとちょっと気持ち悪い。やっぱり早く出てすっきりしたいわ。
朝のトイレを終え、顔を洗い、ようやく私の一日が始まる。
寝間着を脱いで、紫の服に着替える。
紫の服は導師服かドレスのどちらかに大別される。
とりあえず今日はいろいろ動き回る予定なので、動きやすい導師服を着ることにする。
タンスの中から導師服を取り出し、袖を通していく。
紫が毎日着ているだけあって、紫の体臭が染みついている。
私はその匂いを嗅いでいるだけで、思わず股間のおちんちんが勃起してしまう。
導師服を着終えると、鏡を見ながらみだしなみを整える。
紫の服を着ると、ああ、自分は今八雲紫なんだな、と実感する。
藍に出かけてくる、と声を掛けて玄関に向かい、下駄箱からブーツを取り出す。
膝上まであるニーハイロングブーツだ。
よく履き込まれているが、きちんと手入れがされていて、エナメルの光沢など新品同様の輝きを放っている。
よく履き込まれている分、ブーツの中は紫の足の匂いがしっかり染みついている。
紫はブーツの片方を手で持ち、ファスナーを下ろして中を露出させ、鼻を近づけてブーツ内の匂いを思いっきり鼻に吸い込んだ。
「うっ……く、臭い」
酸っぱい、酸味さえ感じられる強烈な刺激臭が紫の鼻を通して脳髄まで染み渡った。
しかし、そのブーツ内に染みついた足の臭いさえ、性的興奮を感じる。紫のチンポはパンツの中で一気に天に向かって勃起した。
「すーはー、すーはー、く、臭い……臭すぎるわ私の足……」
紫は広げたファスナーの間からブーツに顔をつっこみ、狂ったように鼻からブーツ内の空気を吸い込んだ。
「はぁ……っ、あぁん、ダメぇ、臭い、臭すぎる……こんなの、臭すぎるわぁ!!私の脚から、こんな腐った生ゴミみたいな匂いがしているなんてぇっ!」
紫は匂いを嗅ぎながら、空いている手で自分のチンコをショーツ越しにしごいていた。
「あっいやぁぁぁぁぁん!臭ぁぁぁぁぁぁぁぁい!!イッちゃうぅぅぅぅ!!」
股間の快感が頂点に達したとき、紫はショーツをずり下げ、顔に当てていたブーツを、ファスナーを広げたまま股間におしつけた。
どぴゅぴゅぴゅぴゅぴゅぴゅどぴゅぴゅぴゅ!!
陰嚢で作られた精子が陰茎の中を通って亀頭から勢いよく白濁液として飛び出していく。
たちまき、ニーハイロングブーツの中の裏地は白濁液で塗りつぶされていく。
「あ……はぁ、またやっちゃった……今からこのブーツ履こうと思ってたのに、ベトベトだわ……」
快感の頂点を過ぎ、射精を終えて少し冷静になった紫は中が精子でドロドロになったブーツを持って一旦自分の部屋に帰った。
部屋に戻った紫はティッシュで丁寧にブーツの中の自分の精子を拭き取った。
ブーツを拭き終えた紫はまた玄関に戻り、ブーツに足を入れ、ファスナーを上まで上げてブーツを掃き終える。
ブーツは女性的な丸みを帯びたデザインになっていて、紫のボディによく似合う。
ハイヒールのブーツは最初慣れなくて足が痛くてしょうがなかったけど、履いているうちにこれも段々慣れてきた。
今ではカツカツ、とヒールが床を叩く硬い感覚を気持ちいいとすら思うようになってきた。
今日は博麗神社に行って博麗霊夢と遊ぶことにした。
霊夢には、私の中身が比那名居天子だとは明かしていない。あくまで八雲紫として、霊夢とは接している。
最近はスキマの使い方も分かってきたのでスキマで移動しても良かったのだが、ちょっと運動したい気持ちなので、マヨヒガから歩いて神社まで行くことにした。
歩いているうちに、振動でショーツの中の紫のちんこがだんだんずれて傾いてきているのが分かる。
私はスカートの布越しにショーツの中のおちんちんを掴み、斜めになっているおちんちんの頭を真上に向くように修正してやる。そして私はまた歩き出した。おちんちんが真上を向いていないと、歩くときに太ももに当たって邪魔に感じるのだ。
「はぁ、はぁ、……つ、疲れた」
30分ほど歩いて、疲れ切った私はたまらず座り込んでしまった。
忘れていたが、八雲紫のカラダはあまり体力のあるほうではない。もちろん紫は妖怪だし、脆弱な人間とかに比べたら体力はあるほうなんだろうけど、それでも天人である私のカラダよりはずっと体力が少ない。このまま博麗神社まで歩いていったら行き倒れてしまうだろう。
私は少し休んで体力を回復させた後、やっぱりスキマを使って移動することにした。
「れ~いむ」
「きゃあっ!?」
スキマを使って博麗神社にワープした私は、境内を掃除している霊夢の背後に現れ、そのまま彼女を背中からぎゅっと抱きしめた。
「紫、いつものことだけどびっくりするじゃない」
霊夢は相変わらず私のことを紫だと思っている。そのほうが面白いので、しばらくはまだ八雲紫を演じてみよう。
「うふふ、霊夢があんまり可愛すぎるから、抱きしめたくなってしまうんですわ」
「な、なに言ってるのよ、もう……バカ」
霊夢は悪態をつきながら少しうつむいた。後ろから抱きついているので顔は見えないが、たぶん赤面しているのだろう。
なんて可愛いのだろう。
紫のカラダになって気がついたのだが、どうやら霊夢は紫に気があるらしい。
比那名居天子に向ける視線とは違う、熱っぽい視線を向けられると、紫ではない私でも思わずときめいてしまう。
そんな愛しい霊夢を自分のものにしたい。
私は股間を霊夢のお尻に密着させ、既にビンビンに勃っている自分のムスコを霊夢に押しつける。
「ねぇ霊夢……いいでしょ?」
「ゆ、ゆかり……こんな昼間っから……」
「あら、私のコレが欲しくないのかしら?」
私は股間のモノをさらにグイグイと押しつける。
「…………そりゃ欲しいけど……まだ掃除中だし……」
「そんなの後でもいいじゃない。私は今霊夢が欲しいの」
「……分かったわよ。待ってて、今布団を敷くから」
さすが紫のチンコは偉大だ。
あの博麗の巫女でさえ抗うことができない。
「はぁっ、やぁん、ゆかりっ、もっと奥まで突いてぇっ!」
パンパンパンパン
博麗神社内にある霊夢の部屋から霊夢の嬌声が響き渡る。
「言われなくても……突いてあげるわよ、この私の……はぁっ、はぁっ、ぶっといオチンチンをね」
博麗神社についた私はさっそく霊夢を抱いた。
霊夢は紫に惚れているので、抱くことはたやすい。
「くっ……出すわよ、霊夢」
「いいっ、いいのぉっ、ゆかりのせーえきを、私の中にいっぱい出してぇえ!」