橙と八雲紫の身体が入れ替わった!!
「橙、命令よ。今日一日、私と入れ替わりなさい」
「え!?ゆ、紫様、いったい何を……んっ」
橙が抗議する間もなく、橙の唇は抱きついてきた紫の唇で塞がれた。
紫の舌が橙の口内に侵入し、橙の舌を絡め取る。
「んっ……くふぅ……」
「ふふふ、橙、かわいいわ」
紫と橙はお互いの背中に手を伸ばして抱き合っている。
体中に感じる快楽のため、橙の耳と尻尾がときおりぴくぴくと痙攣している。
ちゅぱちゅぱ、ぺちゃぺちゃ。
「そろそろね……橙、入れ替わるわよ」
「ひぃっ、……ん……あぁっ、紫さまぁ」
「橙、もういいわよ」
「紫様……なんだかちょっと体が変な感じが……にゃぁっ!?」
紫は頭一つ分以上下にある橙の顔を見て驚いた。
「わ、私がいます!」
「言ったでしょう、入れ替わるって。今、あなたは八雲紫になっているのよ」
「私が紫様に……」
紫は自分の髪や体を触って慌てふためいている。
「いいこと、橙。今日一日、あなたは八雲紫として過ごすのよ。藍にも、橙だということがバレてもダメよ。もしバレたら、あなたの式をはがして藍にも二度と会えなくするわ」
藍に会えなくなる、と聞いて橙、いや紫は一層慌てた。
「そんな!藍様に会えなくなるなんてイヤです!」
「それじゃ、がんばって今日一日『八雲紫』を演じることね。私はもう行くわ」
「紫様、待ってください!いきなりそんなこと言われても」
「私は橙の身体を好きに使わせてもらうから、あなたも私の身体を好きに使っていいわよ。それじゃあね」
そう言うと橙はクルクルと回転しながら遙か彼方へと飛び去っていった。
「行っちゃった……どうしよう、紫様として過ごすといってもなにをしたらいいんだろう」
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