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キャラ☆メル VOL.8 東方儚月抄 最終話「二つの望郷 前編」   

2009年 03月 27日

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キャラ☆メル VOL.8
小説 東方儚月抄
最終話「二つの望郷 前編」




最初に書いておきます。
注意!キャラ☆メル VOL.8には
「東方星蓮船」の1~3ボスのネタバレがあります。
星蓮船のネタバレを見たくない、という方は注意してください。





小説儚月抄の感想は下に。




小説 東方儚月抄
最終話「二つの望郷 前編」の感想。


ついに小説の儚月抄も最終回!!
……最終回は最終回ですが、なんと前編後編の二部構成。
今度のメインは誰かなーと思っていたら、なんと霊夢!
ここにきて主人公が来るとは。これは意外でした。
前回が妖夢だったから、今度は幽々子が来るのかと思っていました。




霊夢が主人公・・・とはいえ、最初から最後まで霊夢がメイン、というわけではないです。
表紙は霊夢だし、前半ぐらいはたしかに霊夢メインになっているけど、最後のほうで妖夢と幽々子のほうに視点が変わります。
今回は霊夢メインではありつつも、前回の妖夢の話のように「漫画の儚月抄の舞台裏を見せている」という感じがしました。

漫画のほうで、「霊夢は月に残って依姫の疑惑解消に協力した」といっていたのを、詳しく描写していました。
小説に、綿月姉妹再登場!
儚月抄ももうすぐ終わりという今の時期に、また登場してくれたのは、綿月姉妹のファンとしては嬉しいです。
漫画のほうでは険悪な雰囲気ばかりでしたが、今度は食事をふるまったりして、和やかな雰囲気もあったり。
東方ではエンディングで宴会をして全て丸く収める、というのが恒例らしいですが、儚月抄では今回の小説が、宴会に相当する・・・のかな?宴会というにはちょっと人数少ないですが。
紫は、月に住む者なら全員知っているそうな。え、それって、ものすごく有名人ってことじゃないですか!?レイセンとか、依姫直属の兎たちや、男の門番たち、町で歩いていたそこらへんの通行人でさえ紫を知っている!って、ほんとにすごいぞ紫。
名もない人が「綿月の姐さん」と言っていた。なんだか江戸っ子だ。

そういえば久しぶりに依姫と豊姫が一緒に居るような。漫画では別行動している時期がけっこう長かったような。

幽々子がしたこととは…いったい何だろう。謎すぎます。
それにしても、綿月姉妹が幽々子と妖夢の存在に、欠片も気づいていないというのが、なんとももどかしい。
私は綿月姉妹が好きだから…「紫の最後の陰謀に、気づいてさえもいない」というのが、すごく悔しいです。紫に出し抜かれるにしても、「そういう陰謀があった」と気づいていればまだマシな気がしますが、そもそも存在すら知らないというのは…なんだかすごくスッキリしないです。

霊夢が月にけっこう長期滞在する、ということでレイセンとの再会もあるかなーと思ったら、無しでした。レイセンとの再会はもうないのか…。



小説の最後に、なんと星蓮船のネタバレがありました。しかも親切なことに画像つきで。
うあー、私はpixivで1~3ボスのことは知っていましたが、まだZUN絵では見たことがなかったのに、しっかり見てしまった。星蓮船版の霊夢・魔理沙・早苗の画像もありました。まあ、私は既にpixivで知っていたし、ネタバレに関しては構わないと思っているからいいけど、星蓮船ネタバレ見たくない人もいるだろうし、そのへん、ちょっと配慮してほしかったなぁ。せめて、体験版のweb配布が始まってからにすればいいのに。

by tohotoho2 | 2009-03-27 02:02 | 東方関連書籍

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