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東方創想話 『火車へ至る想い』   

2009年 05月 11日

クーリエの東方創想話、そういえば最近の話は読んでないなぁと思い、1つ読んでみました。




東方創想話
作品集74
『火車へ至る想い』
作者「Azi」さん





感想は下↓にあります。





感想。

前半に出てきた、お燐を拾って助けてあげた少女はてっきり「古明地さとり」だと思っていたのですが、まさか小町だったとは。ちょっと驚きました。
中盤ぐらいでお燐が猫から人型に変化して、そのときに「髪の色が恩人と同じ色になった」という感じの描写があるのですが、ここを見て「お燐の髪は赤……でもさとりの髪はたしか紫っぽい色のはず……あ、あれ!?前半のあの少女はさとりじゃなかったの!?」と思ってしまいました。

というのが、前半の、お燐を助けた少女の性格とかが、あまりにも現在の小町と違いすぎていて、小町だとはかけらも思わなかったです。
小町といえばすぐにイメージしやすい「サボり魔」な小町は最後のほうにたしかに出てきますが、うーん、自分の中では前半とつながらないなぁ(汗)。

たしかにお燐と小町は、「死体を運ぶお燐」と、「三途の河で死者を運ぶ小町」とで、たしかに能力とか役割とか髪の色とか、たしかに共通点多いですね。
しかし、pixivとか、イラストとかでお燐と小町のカップリングなんて見たことなかったので、やっぱりちょっと驚きですね。

ちょい役ですが、キスメがかなりいい仕事しています。

文章は、ちょっと堅い感じですが、わりと読みやすいです。
地底の妖怪も地上に自由に行き来できるようになったとか、ゲームの設定もしっかり組み込んでいますね。

なにげなく読んでみたこの話、燐の過去描写、心理描写が細かくて、お燐と小町というわりと珍しいカップリングも開拓していて、良い感じの話でした。

by tohotoho2 | 2009-05-11 23:47

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