東方創想話 作品集91 「蒲公英コーヒー」様 『中秋』
2009年 11月 17日
東方創想話
作品集91
『中秋』
作者「蒲公英コーヒー」様
オリジナルキャラが主人公。
感想は下↓に。
感想。
なんだか点数が高かったので読んでみました。
オリキャラ主人公ですが幻想郷に普通にとけ込んでいて、東方らしくない、というのは全く感じませんでした。慧音や永琳など、里の生活に結びついている人物は知っていて、その他の紅魔館や白玉楼、永琳以外の永遠亭メンバーは知らない、というあたりは里に住む人間としてすごくリアリティあります。
自殺を望んでいる人が、途中でいろんな人にあって影響を受けて、やっぱり自殺をやめる、というのは物語の1つのパターンですね。パターンではありますが、そこそこ剣の腕はあって、ある種のたくましさもある、でも変にあきらめているところもあって死にたがっている、という主人公のキャラが新鮮。
妖夢と出会った時は、剣を使う者同士、戦うんだろうなーと思ったらやっぱり戦いましたね。
4~5日ぐらいの短い間に、幻想郷のこれだけの人妖と一気にお知り合いになれるとは、主人公がうらやましい。
淡々とした語り口調がなんだか魅力的でした。
by tohotoho2 | 2009-11-17 07:51