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プチ東方創想話ミニ 作品集57 「無言坂」様 『いやしばくぞお前』   

2010年 02月 23日

クーリエの東方創想話の感想。


プチ東方創想話ミニ
作品集57
『いやしばくぞお前』

作者「無言坂」様



伊吹萃香、比那名居天子メイン。


感想は下↓に。







感想。

コメント数が多いので読んでみましたが、うーん、ちょーーっとイマイチかな?
オリキャラ男が天子に惚れて、告白しようといろいろ画策する。
その展開はいいと思う。基本、私は恋愛ものが好きなので、オリキャラだろうが原作キャラだろうが、誰かが誰かを好きになるような話は大歓迎なのです。

しかしなんというか、オチがありがちというか。ちょーっと、平凡に感じられてしまいました。
天子といえば薄い胸、あんまり凹凸のないボディ、Mっ気とか、二次で強いイメージのあるネタでオチがついてしまっていて、意外性みたいなのがあんまりないのが残念。

時代がかった喋り方とか、オリキャラ男さんのキャラクターは非常に特徴あって良いなぁーと思うのだけど。
おとなしくしていれば深窓の令嬢っぽく見える天子の描写も、いい感じ。

あと、萃香が男と天子の取り次ぎ役だけで終わってしまっているのがもったいない気が。

タイトルにもなっている、オチの萃香の台詞「いやしばくぞお前」も、なんというか、インパクトがない。
いっそのこと、一度本当に天子とつきあってみて、そこで男の本性とか、天子側の本性が暴かれて……とか、そういう展開だとよかったかも。


文句ばっかり書いてしまいましたが、男から見て天子は憧れの対象である、ということを丁寧に書いているところはいいなぁと思いました。

by tohotoho2 | 2010-02-23 23:47

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