東方創想話ジェネリック 作品集68 「すねいく」様 『その手をとりあって』
2010年 06月 30日
情報感謝です!
クーリエの東方創想話ジェネリックの感想。
東方創想話ジェネリック
作品集68
『その手をとりあって』
作者「すねいく」様
比那名居天子、八雲紫がメイン。ゆかてん。
感想は下↓に。
感想。
ゆかてん!ゆかてん!
ワクワクしながら読んでみると……
うわああああああああああ!!泣いた。
天子は一人じゃないんだぁぁぁぁぁ!!皆が、萃香が、そして一番近くには紫が居てくれているんだぁぁぁぁぁ!!
うおおおお天子よかったぁぁぁ天子よかったねと言ってあげたい!!
シンプルな筋立て、取り立ててなにか事件が起こるわけでもなければ、派手な見せ場があるわけでもない、しかし天子と紫の心のつながりはしっかり感じることができた!
ゆかてん作品は今までにいくつか読んできましたが、紫が天子に拒否されて深い悲しみのあまり泣くところまでいってしまう、というのは今までになかっただけに胸にグサリときました。
あと「また明日」じゃなくて「さようなら」になってしたったところも……うおー、悲しい。
萃香がよい感じに二人の仲介役になっていますね。天子にとっても紫にとっても親しい友人として、萃香はけっこう唯一無二な存在な気がする。
失って初めて分かる、そばに居てくれた者の大切さ。まぁ、物語のパターンといえばパターンですが、天子の普段が普段だけに、やはりこう、胸に迫るものがあるわけですよ!
自分の想いを嘘偽りなくはっきり相手に伝える、ってやっぱりいいなぁ。
こう、百合的に紫を好きというわけじゃなく、側に居て欲しい大切な存在としての紫、というのはなかなか見ないパターンな気が。
こういうゆかてんもいいですね。
あと、すっきりした文章なので実に読みやすいです。何度でも読み返せます。
by tohotoho2 | 2010-06-30 00:37