東方茨歌仙 ~ Wild and Horned Hermit. 第二話「意図的に捨てられた技術と地獄」の感想
2010年 09月 26日

キャラ☆メル Febri Vol.02
東方茨歌仙 ~ Wild and Horned Hermit.
作者「あずまあや」氏
第二話「意図的に捨てられた技術と地獄」
azmaya
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東方茨歌仙で作画を担当されている「あずまあや」氏のHPはこちら。
東方茨歌仙第2話の感想は下に。
↓
感想。
書籍派東方ファンにとって二ヶ月に一度の楽しみ!「キャラ☆メル Febri」のvol.2、ついに発売!
vol.1と同じく、アニメイトの通販で買いました。
地元・徳島は本の入荷が一日遅いのですよ。「キャラ☆メル Febri」のvol.2は土曜日発売。徳島は土曜日・日曜日発売だと月曜日まで先送りになってしまいます。つまり徳島で本屋でFebriを買おうとしたら27日の月曜日まで待たなくてはいけない!
そんなに待てない!なによりネタバレが怖い!
ということで、地元の本屋で買うよりは早く手に入れることができるであろう、通販で買いました。
前回も発売日当日にきちんと届いて、今回もぴったり発売日に届きました。凄いよアニメイト通販!vol.3もアニメイト通販で買うことにしよう。
さて、茨歌仙の感想。
事前に一迅社のFebriのページを見ていて、表紙に茨歌仙のカラー絵が載っていることだけは知っていました。
おお!第2回にして早くも華仙のカラー絵が拝める!!
連載終了後にやっとカラー絵が発表された、儚月抄のレイセンよりはまだ華仙は優遇されているほうですね。
巻中カラーとのことだけど、肝心の本編カラーページに華仙が出ていない、という可能性もある。
カラー絵は表紙だけで、本編漫画では華仙の出番は無し……ということだとすごく悲しい。
しかしそんな心配はなかった!
カラー絵、1ページ目。いきなりの早苗登場にびっくり。
目に☆マークを浮かべてすごくハイテンション。星蓮船以降、非想天則など、早苗はすっかりこういうイケイケなキャラクターが板についてしまったなぁ。公式の東方漫画でもこういう早苗を見ることになるとは。
早苗の服装が茨歌仙独自のものになっていますね。
胸にネクタイをしているのが大きな特徴。あと、襟や袖などに青い3本線が入っているのもまた印象的。白っぽい部分が増えて、活動的なイメージ。
茨歌仙における早苗の二つ名は「皮相浅薄な人間」。
「ひそうせんぱく」。聞いたことない単語だけど、なんとなく悪い意味、というのは分かる。ググッてみると、表面的で底が浅いこと、らしい。
うーん、星蓮船でも早苗は白蓮に付和雷同……みたいに自己がない、という感じに言われていたし、とにかく早苗って悪く言われているばかりだなぁ。まぁ、それも裏を返せばまだ成長する余地があるということで、早苗はまだまだこれからの人間、ということなのでしょう。
見開きのタイトルページには華仙と、星蓮船自機組が勢揃い!
おおおこれがカラーの華仙かぁ。ツイッターに上がっていた、あずまあや氏の華仙ボツ絵と、それほど違わない印象。
「ピンクか赤系統の色」というのを聞いていたので、そのへんも、事前情報通りな印象。
ただ、スカートの中でも、腰あたりの部分だけ黄緑っぽい色になっていて、ここだけ赤系統ではない。赤系統の中に緑があるものだから、ずいぶん目立つ。
「茨(いばら)」の茎の部分をイメージしての、緑色なのかな。
上半身のアップなので、足下あたりの色指定が分からないのがちょっと残念。
あと華仙、胸大きい。服の上からでもしっかりと胸の形が分かる。まぁ茨歌仙では霊夢や魔理沙など、どのキャラも比較的胸が大きく描かれていますが。
タイトルページの「唐突に現れた早苗……」のハシラ文字?に「これでも現人神ですよ?」とフキダシでツッコミが入っているのが、珍しい表現で面白い。
タイトルの後のカラーページ。霊烏路空の後ろ姿のコマ、よく見ると奥のほうに猫車を持ったお燐がいる。
あずまあや氏の絵はとにかく「ラフっぽい」印象だけど、ここのカラーページの背景とか、すごく細かく丁寧にしっかり描かれているのが分かる。
間欠泉センターで看板を立てる華仙。おお、1ページまるまる使って全身絵!華仙の服装の詳細がよく分かります。わりとスカート短い。太ももがちらりと見えます。
旧地獄の怨霊ーー!一匹つぶされちゃったーーー!!まぁ咎人の霊らしいから別に消滅してもいいのかな。
握りつぶした後、わざわざ右腕が二重にオーバーラップするように描かれている。なんだろう……これが右腕の能力?
能力でもなんでもなく、ただただ怨霊をつぶしただけ、にも見えるけど。
わざわざ包帯を巻いている右腕で握りつぶした、というのも何か意味があるように思えてしまう。
あまり普段は見られない、華仙の「凄み」が感じられるシーンです。
早苗が旧地獄について解説しているシーン。地底の図解が乗っていて、ずいぶん分かりやすい。橋があるのは、パルスィの居場所?
地底メンバーが登場。でもキスメとヤマメはいない。なぜ。
たぶん鬼?である華仙とつながりが深そうな、同じく鬼の勇儀が漫画に登場!でもイメージ映像として出ただけで、まだ華仙との絡みは無し。
うーん、鬼である勇儀や萃香が華仙と出会ったらどうなるのか。早く見てみたいです。
博麗神社の賽銭箱の後ろに突然現れた華仙。
なんかすごく「瞬間移動して現れた」みたいに見えるけど、これは華仙が瞬間移動の能力を持っているということ?
それとも華仙はずいぶん前からここに居たんだけど、霊夢と魔理沙と早苗が、今初めて華仙の存在を認識した、ということかな?
華仙への謎が深まるコマです。
なんと華仙は早苗とも知り合いだった!これにもびっくり。
人間に説教するのが趣味?らしいから、人間相手にはとにかく顔が広いのかな。
「華仙は普段は妖怪の山に住んでいる」
「大きな屋敷に住んでいる」
「華仙曰く、それは道場。修行の場らしい」
などなど、華仙の普段の生活について、けっこう新情報が判明しました。
妖怪の山って、けっこういろんなキャラが住んでいることになるなぁ。
「常温核融合」?これもまた初めて聞く単語です。
説明聞くだけで私も霊夢と同じく頭痛くなってきました……。
「金山彦命」?たしか儚月抄でその名前を見たような。
依姫が咲夜との対戦時に呼び出していますね。
作品の枠を超えて、またその名前を見ることになるとは。
「霊夢協力してあげたら?」のコマの華仙がえらく可愛い。「霊夢」と呼び捨てで呼んでいるのも、十年来の友人のようにごく自然に霊夢の隣に腰を下ろして頼み事をしているのも、見た目相応に少女っぽい仕草で、とにかく可愛い。
霊夢をのせるのが上手いなぁ。説教が趣味の仙人だけあって、相手を自分の思うように誘導するのが実に得意そう。
博麗神社のシーン。いろんなキャラがいます。
第1話ではイメージ映像を除いて、登場人物は霊夢と魔理沙だけだったけど、第2話で一気に登場キャラが増えたなぁ。
ナズーリン、星、にとり、椛、パチュリー。チルノのそばに飛んでいるのは大妖精かな。あと顔は見えないけど、ミスティアが映っているコマにちょっとだけ映っている、ケープをつけているキャラはアリス?
神奈子大活躍!非想天則では守矢勢の中で一人ハブられていただけに、漫画作品とはいえ神奈子にこれだけ多くの出番と見せ場があるのは嬉しい。
霊夢がぐいっとなにかを引っ張っているけど……早苗の髪!?早苗自身は別に痛くなさそうだけど、代わりに蛇の髪飾りがシャーって威嚇している。
この蛇がなんだか可愛い。
射命丸と……おお、はたても出ている!!チルノと一緒にルナチャイルドがいるコマもあるし、茨歌仙はダブルスポイラーから妖精大戦争にかけての、現時点での東方の最新の時系列の話ってことなのかな。
>「私も地獄の使者を追い返して人間の何倍も生きてきたけど」
地獄の使者、とは死神のことかな。
緋想天で天子が言っていたけど、お迎えの死神を追い返せば長生きできるらしい。華仙もそういうことしていたから長生きしているわけやね。
ということは華仙は死に神を追い返せるぐらいの、戦闘面での実力を持っているというわけで。そうか華仙強いのかー。まぁ対死神戦で重要なのは精神面かもしれないし、精神面で強い、のかもしれないけど。
「核熱魔人みたいなの~」と言っている霊夢の隣に出ている魔人みたいなの。特徴的な格好だけど、なんか元ネタあるのかな?
非科学的なものは出てこない……って神奈子の台詞。非科学的なものの固まりであろう幻想郷内では、ずいぶん浮いて聞こえる台詞ですね。
「あれは危険です」と華仙が言っているフキダシの右下あたり。紫っぽい服装の人がいるけど、紫かな?
華仙は早苗とは知り合いだけど、神奈子とは初対面っぽい?神奈子も妖怪の山に住んでいて、華仙にとってはご近所さんだろうに、神奈子のことは知らないとは、ずいぶん変な感じ。仙人だけに、華仙が相手をするのは基本、人間ばかりなのかな。
神奈子に間欠泉センターについて直談判しに行ったり、1話では御神体に無断で触れようとしたり、華仙ってかなり行動力あるなぁ。
>「人間と旧地獄の繋がりを封じたいだけ」
>「仙人みたいな生活をしているのもただの隠れ……」
うおお、華仙のバックボーンを知るための、かなり重要な台詞だ。
やっぱり、華仙は元・鬼で、鬼をやめたくていろいろ試していたら結果的に仙人になった、と考えるといろいろつじつまが合う気がします。
しかし、繋がりを封じたいって、……要は人と鬼は交流するな、ってことかな。
人間は鬼退治するものだから、必要以上に馴れ合って欲しくないから、こういう厳しいこと言ってるのか。
それとも華仙は旧地獄の鬼たちを嫌っていて、地上に出てきてほしくないがために、いわば自分のためにこんなこと言ってるのか。
まだまだ不明です。
萃香にしろ、勇儀にしろ、基本、鬼って人間に友好的な感じがしていたけど……華仙はちょっと違う感じですね。人間に説教していたりはするけど、人と鬼が仲良くなったりすることは望んでいないっぽいというか。
「旧地獄」にこだわっていることを神奈子ほか、他人には知られたくないっぽい発言もしているし。
どうも、いろいろ後ろめたい、隠し事があるっぽい。
「隠れ……」というのは、「本当は自分は鬼だけど、それを隠して生活している」というようなことを言いたかったのかな?
あずまあや氏の作風なのかもだけど、華仙は本当にコロコロと表情が変わって可愛い。
怨霊を握りつぶした時みたいに冷酷さを見せることもあれば、少女らしく霊夢たちと一緒にころころ笑ったり、理解不能なことがあれば呆れてみたり、自分の素性について思い詰めて憂いの表情も見せたり、この第2話だけでもいろんな表情の華仙を見ることができました。
ラブリー華仙!!
核融合鍋?どんなんだー!見た目は普通っぽいけど。絶対に冷めたりしないような鍋なんだろうか。
今は夏らしい。星蓮船が春の出来事なのは覚えているけど、ダブルスポイラーや妖精大戦争はいつの季節の出来事なんだろう。
第2話では一気に三月精っぽい話になったなぁ、という印象。「常温核融合」や「パラジウム合金」など、謎現象や謎アイテム?が登場して、それらを巡って主人公たちがあれこれ奮闘する、という構図が三月精っぽい。
ただ三月精と違うのは、主人公である華仙がまだまだ謎の多いキャラクター、ということ。完全新キャラの過去がきちんと明かされていない、というのは東方では珍しい気がする。一話完結の流れの中でも、華仙の出自の謎、という縦糸があることで、華仙の謎はいつ明かされるんだろう?という風に次回への興味を引かれます。
華仙の能力は、すぐ明かされるか、長いこと引っ張るかのどちらかと思いましたが、どうやらずいぶん引っ張るっぽいですね。
Febrivol.1には東方阿波踊りポスタープレゼントがあったの!?応募すればよかった。
コミックREXのリニューアル号の広告がありました。あずまあや氏の読切って、茨歌仙の読切かと思ったら、完全なオリジナル作品の読切なのですね。
Febri以外でも茨歌仙を読むことができる!と期待していたので、ちょっと残念です。
あずまあや氏のHPを見ると、「茨歌仙」の名前は出ているけど、東方とは関係ない、完全オリジナル漫画らしいです。
2ヶ月待ったことさえ気にならなくなる、中身の濃い良いお話でした!
by tohotoho2 | 2010-09-26 01:32 | 東方関連書籍







