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さくみょん 東方妖々夢外伝 魂魄妖夢の身体を浮遊霊が乗っ取った!!   

2010年 10月 19日

さくみょん
東方妖々夢外伝
魂魄妖夢の身体を浮遊霊が乗っ取った!!





妖夢は紅魔館の十六夜咲夜のことが好きだった。
昼間に咲夜と会話したときの咲夜の顔を思い出しながら、妖夢は白玉楼の自室で一人自慰に勤しんでいた。

その様子を部屋の外からうかがっている浮遊霊が一匹いたが、妖夢には気づくはずもなかった。

「はぁ、はぁ、さくやぁ……」

妖夢は自分の股間に指を入れ、何度もこすっている。

「うっ……はぁ……ぁ……」

妖夢がイッた瞬間、妖夢の心に隙ができた。
浮遊霊はその隙を見逃さず、妖夢の身体に自身の霊体を滑り込ませた。
妖夢はすぐさま、自分の身体の異変に気がついた。

「ふ、不覚……っ、浮遊霊ごときに身体に入られるなんて」

見ると、妖夢の股間に赤黒い醜悪な形をした男根が生えていた。

「ひぃっ!?」

妖夢の肉体の支配権は浮遊霊がほとんど握ってしまっている。
今、妖夢の自由になっているのは口ぐらいのものだった。

「今、この状態でイッちゃったら……魂は完全に無防備になっちゃって、私の肉体は完全にこの霊に支配されちゃう……それだけは、させない!」


妖夢のまだ未熟な性体験では、いきなりの男性器の迸るような一点集中の快感に耐えられるわけがなかった。
妖夢はイってしまった。そして身体を追い出されてしまう。

「ゲハハハハハ……お嬢ちゃんの肉体は俺様がもらったぜぇ」

妖夢は口の端をつり上げ、下品で邪悪な笑い声を上げた。

(そ、そんなぁ……私の肉体が)

妖夢の肉体の支配権は、浮遊霊が完全に得てしまっていた。

今や、浮遊霊こそが魂魄妖夢に、そして代わりに魂魄妖夢が浮遊霊になってしまっている。

「ふへへへへ、この日を待っていたんだ、再び肉体を得るこの日をな。しかもお嬢ちゃんみたいな可愛い女の子の肉体とはな。俺はついてるぜ」

「この肉体で、俺の肉棒で里の女どもをまた犯して犯して犯しまくってやるぜ」



妖夢は白玉楼を出て、顕界の人間の里を目指した。
途中、妖夢の魂は男と同じように自分の身体に霊体を重ね、身体を取り戻そうとしたが、力が弱いのか、霊体は身体をすり抜けるばかりだった。
霊体が身体に重なるには、ある程度霊体としての期間を過ごさないといけないのだ。

(どうしよう……自分の身体を止められない……だ、誰か……)



妖夢はその日のうちに、人間の里にたどり着いた。もう日が暮れていて、かなり暗くなっている。

「誰か、誰か女はいねぇか!お、あれは……!」

見ると、人通りの少ない通りを白と青の服を着た銀髪の女性が歩いていた。
その後ろ姿だけでも、その女性が極上の女であることが分かる。

「こいつは上玉だぜ、復活記念に、あいつから犯させてもらおうか」

妖夢は女の元に走り寄った。
妖夢に気がついた女は振り返った。

「あら、妖夢?」

女は、十六夜咲夜だった。買い出しのため、人間の里まで来ていて、その帰りだった。手には荷物がある。

妖夢は咲夜に気づく様子もなく、咲夜に抱きつき、自身の男性器を押しつけてきた。

「な、なにするの妖夢!?な、なにこれ!?あなた……生えて……」
「おとなしく俺に犯されな!」

(きゃああああああ!私の咲夜さんを襲わないで!!)

妖夢の魂も後から遅れてきた。自分の身体が咲夜を襲っていると知って、妖夢は驚愕した。

(さ、咲夜さん!そいつは私じゃないんです!浮遊霊が私の身体を乗っ取っているんです!)

「!?この声!?妖夢の声が聞こえてくる!?」

(その……自分の部屋で自慰をしていたら、イッた瞬間の隙をつかれて身体を乗っ取られちゃったんです!今のそいつは私じゃありません!)

妖夢は恥ずかしかったが、緊急事態なので、包み隠さず話した。

「なるほど、そういうことね……分かったわ」

咲夜は懐中時計を取り出し、時を止めた。
妖夢が、周りの世界が、固まったように動かなくなる。

「あんまりやりたくないけど、これも妖夢のためね」

咲夜は自身に密着してきていた妖夢の身体を一旦離し、地面に座らせ、その股間に生えているイチモツを手でつかんだ。

(きゃっ、咲夜さん、何を!?)
「私がコイツをイかせるから、その瞬間に貴女は自分の身体に戻ってこいつを追い出しなさい、いいわね」
(そんな、咲夜さん)
「全ては後よ!とにかく、一気にいくわよ」

咲夜は時止めを解除した。

「な、なにが起こったんだ!?」
「不本意だけど、イかせてあげるわ」

咲夜は口で男のモノを含み、口の中でじゅぽじゅぽとしごいた。

「うひっ、これはぁっ!!」

舌と口の中全体を使っての奉仕に、妖夢の快感が一気に跳ね上がる。

「くひぃっ、出るぅぅ!!」
「今よ、妖夢!!」
(はい、咲夜さん!)

どぴゅぴゅぴゅ。
咲夜の口の中が白い液体であふれる。
その瞬間、魂に隙が出来た。妖夢の霊体は自分の身体に入り込み、男の霊体を押しのけた。

(ぐぁっ、な、なに!?)
「身体さえ取り戻せたら……お前なんか……)

妖夢は楼観剣を抜き、浮遊霊を切り裂いた。




「咲夜さん、咲夜さん、本当にごめんなさい」

妖夢は地面に頭をこすりつけて謝っている。
咲夜はそんな妖夢を見てにこりと微笑むと、妖夢の身体を起こさせ、自分のほうを向けさせた。

「気にしてないわよ、妖夢が助かったのなら、安いものだわ」
「咲夜さん……」
「それより、私の咲夜さん、って言っていたわね、あれはどういうこと?」
「ええっっっ!?そこから聞こえていたんですか!?」
「それに、自慰をしていたって、誰を想ってしていたのかしら?そこから聞かせてくれる?」
「う……あ……それは……」

妖夢の顔はゆでだこのように真っ赤になっていた。
妖夢の長い夜は、まだ続きそうだ。





完。

by tohotoho2 | 2010-10-19 08:12 | 東方入れ替わり小説

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