『東方茨歌仙 ~ Wild and Horned Hermit.』 第7話「本物の福の神」不満もあるけど、茨歌仙好きです。
2011年 08月 28日

キャラ☆メル Febri Vol.07
東方茨歌仙 ~ Wild and Horned Hermit.
作者「あずまあや」様
第7話「本物の福の神」
azmaya
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東方茨歌仙で作画を担当されている「あずまあや」氏のHPはこちら。
今回もアニメイト通販で購入。今回はキャラ★メルFebriそのものに店舗特典とかは無かったみたいですね。
アニメイト通販を利用しているのは、「発売日にきちんと到着することが多いから」という理由。できるだけ発売日に近い日にちに届くほうが、ネタバレを見てしまう確率が減るのです。
今回は店舗特典は無いし、どこで買っても同じなので、事前にコンビニ支払いが出来て送料も無料なamazonで買おうかなとも思いましたが、やはりアニメイト通販は今まで数多く、発売日当日に届いたという実績があるので、その実績を信用してアニメイト通販で予約していました。
7月24日(日)、発売日前日に発送予告メールが届いたから、今回もきっちり発売日(25日)に届くかなーと期待していたら……1日遅れで、26日に届きました。あれー!?1日遅れになってしまったかー。まぁ、今までにも発売日に届かなかったこともあるし。1日遅れぐらいなら、ネタバレ防止として1日余分にネット見るのをやめればいいだけだし。
しかし、これからも1日遅れで届くようであれば、特にアニメイト通販にこだわる理由もないんだよねぇ。amazonのほうが送料無料で金額的にはお得だし。アニメイト通販で便利なところといえば時間指定ができるぐらいだけど、他の通販でも、時間指定できるところはあるし。
うーん、まだ未定だけど、ひょっとしたら次回からはアニメイト通販は使わないかも。
感想。
7話のあらすじ。
いつものように博麗神社で一緒に話をしている霊夢と魔理沙。霊夢は参拝客がいなくて暇だと嘆く。
そんな霊夢を見て、魔理沙は最近人里でとある蕎麦屋が繁盛していることを告げる。なんでも、蕎麦屋が繁盛しているのは福の神が店に来たかららしい。魔理沙は、神社に参拝客を呼ぶため、その福の神を神社に連れてくるよう提案する。霊夢はその話を聞いてすっかりその気になっていた。そこへタイミング良く茨華仙が現れた。福の神のことを華仙にも教える霊夢と魔理沙。
次の日、神社に早苗がやってきた。なぜか神社は無人で、掃除用具だけが置かれている。実はこれは霊夢が仕掛けた罠で、福の神は店に入って勝手に掃除をしてくれるそうだから、博麗神社にも来てもらうよう、掃除用具を用意していたのだ。福の神を待つ霊夢と早苗。しかし現れたのは、様子を見に来た魔理沙だった。魔理沙は福の神についてより詳しい情報を集めてきた。どうやら福の神の正体は普通の人間らしい。神出鬼没で、どこからともなく現れたり消えたりすることから、魔理沙はその人間は外の世界から来たのではないかと予想する。その話を聞いていた早苗は、その福の神の正体は、外の世界で実在していた人間「仙台四郎」ではないか、と言う。
その頃、華仙は人里に向かい、繁盛しているという蕎麦屋を見学に来ていた。そこで、蕎麦屋の向かいにある団子屋に入る。団子は美味しく、掃除も行き届いていて、商売はまともなようだが、店の人間は向かいの繁盛している蕎麦屋を妬むような発言ばかりしていた。
早苗は仙台四郎について説明する。仙台四郎は明治時代に実在した人間で、言葉は喋れないが裏表がない性格でいつも笑顔、そして彼が入った店はいつも繁盛するようになったそうだ。商売するものは、そんな彼にあやかって、彼の姿をモチーフにした人形やイラストなどを店に飾るようになった。みんなに崇め祀られることで、仙台四郎は人間でありながら本当に神になった。
早苗の話を聞いて、それだけ御利益のある本物の神様なら、神社で祀れば商売繁盛間違いなし、と乗り気になる霊夢。
そこへ、団子を土産に華仙が神社に帰ってきた。華仙は人里で、福の神の本当の姿を見てきた。福の神とは、無条件で商売繁盛を約束するようなものではなかった。霊夢のように下心丸出しだったり、華仙が立ち寄った団子屋のように他人を妬むような性根を持っているような者のところへは、福の神は現れない。福の神は、真面目に勤勉に働いている、商売繁盛が約束されているような店の、最後の後押しをする、そんな存在であると華仙は霊夢に説いた。
だが霊夢は華仙のその話を聞いても納得できない様子。自分も、神社が繁盛するよう努力しているのだから、福の神が現れて当然、のように思っているようだ。霊夢がそんな努力をしているようには見えない、と心の中で突っ込む早苗と魔理沙。
今回の体験を経てもあまり成長の見られない霊夢を見て、神社の繁盛はまだまだ先だと、ため息をつく華仙であった。
というお話。
うーん。今まで茨歌仙を読んでいて初めて、初見で「イマイチ」と思ってしまった。主な理由は
1.「貴重なカラーページに茨華仙が一切出ていない」
2.「ストーリーが、特に茨歌仙でなくても三月精や香霖堂でやっても通用しそうな内容」
という2点。
まぁ順に述べていきましょう。
カラーページがあるというのは、たしか発売日直前ぐらいに一迅社のHPかTwitterを見るとかして知ったと思います。できればその程度のことでも、事前に知っていなくて、本誌を見たときに初めて知るほうが驚きと感動があってよかったのですが。とはいえ、二話以来となるカラーページ!ということでかなり期待もしていました。カラーページにまだ出ていない、例えば華扇の冬服(単行本では秋服とありましたが)が出てきたらいいなぁとか思っていました。茨歌仙は本が発売される季節と本編の季節がリンクしているから、夏に出る7話に華扇冬服が出ることはないだろうなぁとは思いましたが、ちょっとは淡い期待を抱いていたのです。
で、本が届いてワクワクしながら茨歌仙のページを開いてみると……表紙絵はいきなり霊夢と魔理沙の二人のみ。え!?華仙はいないの!?う、うーん、まぁ次のページには華仙が出ているに違いない……と思ってページをめくると、次のページもやはり霊夢と魔理沙しか出ていない。ええええええーーーーーーー!!??貴重なカラーページ2P分に、出ているのは霊夢と魔理沙だけ!?二話の時でさえ、カラーページには華仙&霊夢&魔理沙&早苗の、4人は出ていたというのに。
これは本当にかなりガックリきました。霊夢と魔理沙は、ゲームのほうでも出番多い上に、他の書籍東方でもカラー絵は数多くある。そんな、言ってみれば「恵まれた環境」にある主人公二人を、さらにプッシュするようなことをしている。これはちょっとやりすぎなのでは……。ちょっと、霊夢と魔理沙を贔屓しすぎなのでは、と思ってしまう。
7話は、格別霊夢と魔理沙が話のメインというわけではない。けど、表紙を飾っている。カラーページの2ページ目も、霊夢と魔理沙が神社で会話しているだけという、わざわざカラーページでやらなくていいのでは、と思うような「いつもの」光景。カラーページだからって特別なことをやらなくてはいけない、という法はないですが、それにしても、せっかくのカラーページなのだから、他にもっとカラーの使い道があったのでは、と思ってしまう。
茨歌仙7話を見て……改めて、霊夢と魔理沙は原作者のZUN氏に贔屓されているなぁ、と思ってしまう。ゲームにおいて、霊夢と魔理沙は主人公なわけだから、ゲーム内で出番多いのは自然なことだし別にいいと思う。でもゲームとはいろんな面で違いがある書籍東方でさえ、霊夢と魔理沙に異様に出番が多いのは、ちょいとキャラ贔屓がすぎるのでは?と思ってしまったり。
まぁ、これも考えようによっては、ゲームと書籍で媒体は違えど、「霊夢と魔理沙は一貫して主人公。だから出番も多い」という考えが貫かれているともいえるわけで、それはそれで姿勢は一貫しているし、筋は通っている。
でもなぁ……いくらなんでも、霊夢と魔理沙を前面に押し出しすぎだろうと。思ってしまうわけです
「東方茨歌仙」なのだから、茨歌仙を主役にしてほしい。メインで扱ってほしい。
他作品の話をすると……香霖堂は、霖之助が主人公。この作品は霖之助視点で描かれているから、霖之助メインであることはブレたりしない。でも、それと同時に、霊夢と魔理沙は非常に出番多くて、ほぼ毎回出てくる。香霖堂は霖之助主人公、というより霖之助・霊夢・魔理沙の3人が主人公、と言い換えてもいいぐらい。特に後半~終盤あたりは霖之助・霊夢・魔理沙の3人だけで話が回っている。もっと他のキャラに焦点を当ててもいいのでは?
三月精も、霊夢と魔理沙はほぼレギュラー。出ていない回のほうが珍しいぐらい。作品内の出番は、霊夢&魔理沙と三妖精、それぞれが半々ぐらい。神社で霊夢と魔理沙が不思議アイテム&不思議現象について会話していて、それを三妖精が盗み聞きする、というのが基本パターン。ここでも霊夢と魔理沙はかなり出番多いし、話の中に占める割合も多い。最近はそんなこともなくなったけど、ひどい時は霊夢&魔理沙のほうがメインで、三妖精がオマケ、みたいな回もあった。
求聞史紀単行本発売時に、ComicREXに読み切りで載った、阿求メインの漫画「記憶する幻想郷」。これにもカラーページが2ページあったのですが、1ページ目が阿求の後ろ姿メイン&阿求の各部分のアップ、みたいな絵。普通に考えると、次のページには阿求の正面からの全身絵がある思ってしまいますが……なんと、2ページ目は「神社にいる霊夢と魔理沙」の絵。ここで表題もでてきます。阿求メインの漫画のはずなのに、表題のページにいるのは阿求ではなく霊夢と魔理沙。……かなりおかしいですよね。阿求の正面からの全身絵があるのは、カラーが終わって白黒ページになってから。ここでも、霊夢と魔理沙が異様に贔屓されていることが分かります。
儚月抄でも、カラーページは2~3回あったと思いますが、そのうちの2回ぐらいは確実に霊夢&魔理沙だったと思います。儚月抄は全体でみれば霊夢&魔理沙メインというわけではない、数多くのキャラが出てくる群像劇ですが、そんな作品のカラーページでも、やはり出てくるのは霊夢と魔理沙。
なぜここまで霊夢と魔理沙をプッシュするのか。
まぁ漫画雑誌のカラーページといえば、東方を知らない人が見る可能性も大なわけで。で、カラーページは見栄えがいいからその作品の広告塔としての役割もあったりするわけで。書籍東方のカラーページに霊夢&魔理沙を登場させるのは、その作品の宣伝にもなるカラーページに、東方を知らない人にもある程度の知名度がある、有名キャラの霊夢と魔理沙を登場させて興味を惹く、という効果があるのかもしれない。
それに、東方はZUN氏という個人が製作している。個人が作っているのだから、各キャラの出番の多い・少ないも、ZUN氏の思うがまま。霊夢と魔理沙は旧作から登場しているし主人公なわけだから、当然思い入れも深いのだろう。思い入れが深く、好きなキャラだから、ゲームだけでなく、書籍のほうでも出番を多くしてあげたい、と思うのは、まぁ自然な流れだと思う。それにZUN氏は神主ではあるけど神様ではないから、全キャラに平等に出番を与える、なんてわけにもいかないのでしょう。
それに、霊夢と魔理沙は長く主人公やってきたおかげでいろんなところと繋がりがあるし、実力もあるし、わりと幻想郷の中心みたいなところにいるから、周りへの影響力もあって、話を動かすのに都合のいいキャラなのでしょう。たとえば茨歌仙7話の霊夢と魔理沙の役割を、他のキャラが行う、といってもなかなか難しいと思う。
霊夢と魔理沙は、東方には欠かせない存在になっているから、出番が多かったりするのはまぁいいと思う。けど……貴重なカラーページの、表題があるページぐらいは、霊夢と魔理沙が独占しないで、茨歌仙も出してほしいな、と思いました。
2つめの不満点、「今回の話は茨歌仙である必然性が薄い」。
まず、華仙の出番が少ない。華仙がしたことといえば、実際に町に行って店に入って「福の神」の正体を知って、それを霊夢たちに伝えて諭す。これだけ。まぁ、物語のテーマの部分に直接関わっているから、「存在感がない」とは言わないけど、全体としてみるとやはり出番少ない。主に後半にならないと出てこない。今までの回に比べると、話にもそれほど積極的に関わっていない。ぶっちゃけ、今回の華仙は、「霊夢たちに諭すことにできる、そこそこ年長の人物」であるなら、代わりが務まってしまう気がする。例えば紫、永琳、慧音あたりなど。
あとは……同じようなこと言いますが、「華仙が出ている必要がない」。華仙が話のメインではないから、三月精や香霖堂でこの話をやっても成り立ってしまう。三月精も香霖堂も、基本は「毎回なにか不思議アイテムが出てくるか不思議現象が起こって、それらを巡って小さい騒動が起こって、最後にそれらの事から学んだ教訓めいたことを言って終わり」というものですし。
例えば今回の華仙の役割を、三月精の三妖精か、香霖堂の霖之助が代わりにやっても成立してしまうと思う。最後に霊夢たちに諭す必要があるから、三妖精ではちょっと難しいかもですが。霖之助も、自分の店から出るようなキャラではないから、難しいかな。
でもとにかく、三月精や香霖堂に、今回の「福の神」を題材にした話があっても、特に違和感はないですよね。
特に今回の話は三月精っぽいな、と思います。三月精では「神社で霊夢と魔理沙が、正体不明の、ある不思議アイテム&不思議現象について話をしている」というシーンがよく出てきます。今回の茨歌仙7話の前半は、まさにそんな「三月精でよくみかける光景」が展開されています。茨歌仙独自の要素は、せいぜい早苗がいるぐらい。外の世界に詳しい早苗がいたからこそ、今回福の神の正体が早めに発覚したので、茨歌仙7話は7話で、独自要素はしっかりあるといえるのですが……いかんせん、キャラ中心ではなく、「謎のアイテム&謎の現象&謎の人物」がメイン、という点で、茨歌仙7話は非常に三月精に近いと言わざるを得ません。
ただでさえ、茨歌仙は隔月掲載。次の話が見られるようになるまでが長いわけです。で、茨歌仙が無い月には三月精が出ている。月一で2つの違う作品を交互に見ているわけですね。で、せっかく「茨歌仙」を見ているのに、描かれている内容な「三月精っぽい内容」。同時期に連載されている書籍東方2作品が、どちらも同じような内容だったら……かなりガックリきてしまいます。
とはいえ、茨歌仙で「まるで三月精のような内容」だったのは今回が初めてなわけで。連載をやっているのだから、話のバリエーションとして、いろんな内容があるほうが楽しめますし。中には「まるで三月精」みたいな話があってもいいと思います。でも、これからもこんな「まるで三月精」みたいな話が続くようなら……さすがに不満が爆発してしまいそうです。
とまぁ、グチグチ不満ばかり書いてしまいました。茨歌仙、好きな作品ですが、今回はちょっと本当に不満のほうを先に感じてしまいました。でも何度も読み返しているうちに、良いなと思えるところもドカドカ出てきました。「カラーページに霊夢と魔理沙以外も出してほしかった」「福の神が話のメインで、茨華仙にあまり焦点が当たっていない」とか、不満に思う部分は変わっていないですが、悪いと思える部分だけ見ていても仕方ないですし。
というわけでここからは不満点以外のことも。
サブタイトル。
第7話「本物の福の神」。
なぜか話数表示が、漢数字の「七」ではなく「7」になっています。今まで、サブタイトルはずっと漢数字だったのに、なぜ今回だけ違うのだろう?話の内容に区切りがあったからとか?でも、特に、今回の話で新章に突入した、というわけでもないのに。四話のときに「信仰の人工湖①」という誤植があったように、今回の「7」も実は誤植で、本当は「第七話」としたかったのかな。私の勝手な予想ですが。
華仙。
今回もいきなりの登場。賽銭箱の裏から現れています。いつだったか、「パッ」と現れたときも、賽銭箱の裏だったような。どこでもドアのように、華仙の屋敷と神社の賽銭箱の裏の空間がつながっていたりするのか。
今回の「華仙×霊夢」ポイント!
「あんたみたいな仙人でも神社に来てくれるだけマシね」と霊夢が言うシーン。華仙が、頬を赤らめて照れているぅぅぅぅぅぅぅ!!!!実に嬉しそうな表情をしているーーーーーー!!実にさりげない描写だけど、これはくる!ガッシリきます!普通に考えれば、要は褒められているわけで、褒められれば嬉しいと感じるのは当然のことなのですが……百合好きとしては「華仙は、霊夢に必要とされていると感じたから嬉しがっている」と読み取りたいわけですよ!うおおおお!そもそも華仙が「照れる」という表情を見せることが珍しいですし。かわいいよ華仙!
もう1つは、華仙がおみやげの団子を霊夢にあげるシーン。
霊夢の嬉しそうな表情&態度と、包みを開けたときの「わぁ」というセリフ?。実に嬉しそう。単純に、「食べるものをもらえた」「甘いものをもらえた」というだけなのかもしれないけど、人間、「誰からもらっても」嬉しいわけじゃないですよね。百合好きとしては「華仙からもらったものだからここまで嬉しがっている」と思いたい。ただ単に団子渡しているだけのシーンですが、百合好きにとってはまさに「美味しい」シーンなわけです!
今回の話は華仙にあまり焦点が当たっていない分、華仙本人の、正体が判明するような情報は無いといっていいぐらいですが……。さりげなく、華仙に関する新情報が分かります!
「華仙は金銭を持っている」。
直接の描写はないですが、華仙は町の団子屋で団子食べていますし、霊夢におみやげを買って帰っているところから、なにかしら金銭を持っていることが伺えます。仙人というと浮き世とほとんど関わらないようなイメージがあります。事実、今までの回では一般の人間たちと華仙が関わっている描写はないです。
お金なんかも持っているイメージはなかったのですが、ちゃんと持っているんやねぇ。どうやって稼いでいるのかな。人間たちにいろいろ道を説いたりしているときにお礼としてもらったりしているのかな。今回、特別な様子でもなく、普通に町に行っていることから、普段からああいう風に町に出ていたりするのかも。
団子ほおばってモグモグしているときの表情が可愛い。「食べる」とか、実に人間味のある行動をしているのって、好きなのです。思えば華仙の食事シーンなんてのも今回が初めてのような。
「真面目にやってる奴が損する世の中だよな」のコマの、冷めた目つきの華仙も、好きです。そんな目つきで見られたい。
今回の話の内容、テーマ。
今回は夏の話かー。劇中、季節がはっきり明言されているわけじゃないですが、ミーンミーンとセミの鳴く声がしていたり、山の緑がやけに鮮やかだったりで、とりあえず夏だと分かります。ってことは、茨歌仙第1話から7話までは、作中で順当に一年経過した、ということなのかな。
仙台四郎。初めて知りました。福助人形のほうはさすがに知っていましたが、モデルとなる人物が居たというのは知りませんでした。
ググッてみると、ウィキペディアにも記事がありますね。だいたい、茨歌仙で語られているとおりの人物だったようです。漫画内には顔とかも出ていますが、仙台四郎の実際の写真とかにかなり忠実ですね。
ストーリーのテーマ、なかなかに深いです。他人の妬んだりせず、自分は頑張るだけ頑張って、周りには真摯に接する。重要なことですね。とはいえ、団子屋が言っていることも有る程度共感はできるのですよね。他人を妬んだりしてはいけない、というのは当然ですが、あの団子屋は掃除はきちんとしていて、団子自体の味もいいわけで、自分たちの仕事はきちんとしているのですよね。客が華仙以外いなかったから、接客態度は分かりませんが、華仙は接客態度については何も言っていなかったから、接客も、別に悪くはないのでしょう。厨房で、店内の客に聞こえるように他店の悪口言うのは、たしかに問題かもですが……。
でも、本業の団子作りはちゃんとやっていて、掃除もして清潔に努めて、それで客がこなくて、向かいの店ばかり繁盛していたら、そりゃ、愚痴も言いたくなります。頑張っているのに、結果がついてこないのであれば、そりゃ愚痴もこぼしたくなります。そこで愚痴をこぼしたりせず、他人を妬んだりもしない、というのが正しい生き方なのでしょうけど、人間、そうも清廉潔白には生きられないでしょうし。
商売がうまくいかないから他人を妬むのか、他人を妬む根性を持っているから商売がうまくいかないのか。ニワトリが先かタマゴが先か、みたいなところがありますね。
華仙も言っているように、団子の味と蕎麦の味を比べているところとかは、たしかに問題外ですが。
劇中、はっきりと「仙台四郎が街中に現れて店に寄っている」姿が描かれていないので、よく分からないですが、仙台四郎本人は幻想郷内に実在している、ということかな?人間を越えて神様となった存在、なら幻想郷に居ても不思議ではないですね。
霊夢と早苗。
今回の、3つめの百合ポイント。福の神が来ると思って、暗がりに隠れる霊夢と早苗のシーン。
霊夢が早苗の腕をひっぱって、無理矢理暗がりに連れ込んでいます。「暗がり」「連れ込む」。うおおおおおおお!なんかエロいこと連想しそうな行動じゃないですか!実際は、本当に暗がりに連れ込んだ、というだけなのですが。でも、「暗がりに二人きり」という、そのシチュエーションがドキドキするじゃないですか!二人の距離もかなり近いし!暗がりなら誰にも見られないし、エッチなことし放題!しかも普段、あまり自分から動かない霊夢が、強引に早苗を連れ込む、という積極的な行動をしているところも、普段のぐうたらな霊夢とのギャップがあって、燃えます!
早苗。もうすっかりこの巫女服が定着していますね。二話の、二本線の入ったデザインの巫女服は、あれっきり登場していない。あれは何だったのか……。
季節な夏だと思いますが、早苗、未だに膝下ぐらいまであるロングのブーツ履いてる。さすがに夏にあの長さはかなり暑そう。でもブーツ好きな私としては、夏場でもロングブーツ履いてくれるのは嬉しいです。ブーツな女の子好きです。
早苗、敬語と普段の口調と、口調がコロコロ変わるのが可愛い。仕事モードと普段モードとか、状況&相手のよって口調を変える女の子って好きなのですよ。特に早苗は敬語じゃないときはかなりフランクな口調になって、敬語のときとギャップがあって好きです。
魔理沙の「人間で神様になる」の言葉で、「わたし!わたし!」と自分アピールする早苗。可愛い。自分を積極的にアピールしている女の子って好きです。自分の美貌を鼻に掛けたり……とか、そういう「自信過剰」みたいなのはイヤですが、「私を見て!」程度の自己アピールなら、かなり可愛いと感じます。自己アピールできるということは自分に自信があるわけで。そういう、自分に自信をもっている人は好きです。
自分を指指すときって普通片手だと思いますが、早苗は両手の人差し指で、独特の手のポーズで自分を指しています。このポーズもまたラブリー。片手じゃなく両手、というのも、わりと調子にのったりする早苗らしくていいと思います。
127ページ左下のコマ、早苗のヘビの位置が、普段と左右逆になってる。これはわざとかな?それとも普通に描いた絵をPC上で反転させて使ったとか?
早苗、意外と博識。外の世界のことについてよく知っている、というのは外の世界出身の早苗のキャラをよく活かしているなぁ。仙台四郎人形、守矢神社にもあるのか!
三話や五話は、華仙本人の正体について関係する話だったので、「奇数回は華仙本人の秘密が明らかになる回」だと思っていました。でも、今回の7話は華仙本人の秘密に関わるような話ではなかったですね。残念!小町の再登場にもちょっと期待したのですが。
そういえば六話で雷獣が出てきました。いかにもマスコット的なキャラだから、ひょっとしたら以降もレギュラーキャラ化するかも?と思ったら、7話では出てこなかったですね。やはり、マスコットキャラとしては、「人語を話すことができない」というのは大きなマイナスポイントのような。首のまわりにまとわりついていれば、華仙の普段の行動の邪魔にもならないし、再登場自体はすぐにでもできそうだったのですが。雷獣だけでなく、あの大きな鳥とか龍の子供とか、動物たちにはまた出てきてほしいですね。
今回の話はいろいろ不満もあったりしましたが、やはり私、東方茨歌仙、好きです!!次回以降も楽しみにしています!!

by tohotoho2 | 2011-08-28 17:19 | 東方関連書籍







