人気ブログランキング | 話題のタグを見る

『東方三月精 〜 Oriental Sacred Place.』 第15話「悪魔の書痴」の感想。   

2011年 08月 29日

『東方三月精 〜 Oriental Sacred Place.』 第15話「悪魔の書痴」の感想。_c0145162_329314.jpg


コンプエース10月号を本屋で買いました。

月刊コンプエース2011年10月号
『東方三月精 〜 Oriental Sacred Place.』
比良坂真琴
第15話「悪魔の書痴」



DOLPHINICITY

「比良坂真琴」氏のサイトはこちら。



三月精本編の感想は下↓に。








感想。


あらすじ。

今日も紅魔館内の大図書館で読書をしているパチュリー・ノーレッジ。パチュリーは本の山の上を移動している最中、転んでしまう。その振動で本棚が崩れ、大量の本がパチュリーに降り注いだ。
一方、三妖精たちは自分たちの家で新聞を読んでいた。新聞の記事内に書かれていた、「本はいろんな知識が身について役に立つ」という意味を曲解してしまい、本の中に食べ物や財宝など、「お宝」が直接入っていると誤解してしまう。さっそく本を探しにでかける三妖精。

神社では霊夢の元に魔理沙が訪れていた。魔理沙はいつものように紅魔館の図書館に忍び込み、何冊も本を「借りて」きていた。そんな魔理沙たちの会話を盗み聞きし、紅魔館内の図書館に大量の本があることを知る三妖精。三妖精は紅魔館に向かう。

能力を駆使して紅魔館に侵入を果たす三妖精。図書館までたどり着いた三妖精は、そこで大量の本に埋もれている誰かに気づく。三妖精は慌てて本だけ持って逃げることにした。

神社では、封印のかかった本を、魔理沙と霊夢が懸命に開けようとしていた。霊夢が一冊の本の封印を解いたとき、神社にパチュリーがやってくる。あくまで借りているだけ、と主張する魔理沙を、「お前に本を貸す気はない」と強く言い放つパチュリー。結局、本はパチュリーが全部持って帰った。

図書館に帰ったパチュリーは、本が数冊足りないことに気づくが、誰の仕業かは分からない。それと、パチュリーは霊夢が本の封印を解いたことに感心もしていた。何事も、本の知識だけではだめだと悟るパチュリーであった。

無事、図書館から本を数冊持ち帰った三妖精は、自宅で本を読み始めた。しかし、中に書かれている文字が難しいため、三妖精は読むことすらできなかった。それでも、文字が読めなくてもなんとかなる、と常に前向きな思考を持つ、彼女たちであった。

というお話。



タイトル。
「書痴」という言葉があるのですね。調べてみると「読書ばかりしていて、世の中のことにうとい人。」とありました。「本の虫」と、ほぼ同じ意味みたいですね。たしかに、パチュリーを言い表すにはピッタリかも。

扉絵のところはパチュリー一人だけ。三妖精の扉絵というと賑やかなイメージがあるので、こういう暗い感じの扉絵はかなり新鮮な感じ。
ゲストはパチュリー、というのも珍しい。パチュリーはたしか、年越しの話あたりで出ていたと思いますが、あのときはレミリアや咲夜など、他の紅魔館メンバーもいましたし。

今回、パチュリーの目がかなり鋭い感じ。パチュリーの「暗い」「不健康」なイメージを強調した感じ。
あと、魔理沙へ接するときの態度が、かなり厳しいものになっていて、ちょっと驚き。二次創作のイメージからか、パチュリーは魔理沙には甘いみたいに思っていたので、魔理沙を「お前」呼ばわりしているパチュリーはかなりインパクトありました。呼び捨てを通り越して「お前」なのかー。
まぁ、魔理沙ははっきり言えば「盗み」をやっているわけで、自分のものを盗んでいくような相手には、誰だってああいう態度を取ってしまうと思います。

博麗神社にパチュリーが居る図、というのも珍しい。二次創作でもなかなかみかけない光景だと思います。

それにしても、いつだったかの年越しの時と、今回では、パチュリーの印象がかなり違うなぁ。全体的に強くな態度なのは、魔理沙の盗み行為への怒りだと思うけど、今回は目つきというか、人相もかなり違う感じ。年越しのときは、もっと一般的な、ごく普通の目つき、表情だったような。まぁあれから年月も経っているし、話の内容に合わせてパチュリーの見た目もリニューアルした、ということかな。


「悪魔の住む紅魔館」ならともかく、「悪魔の住む図書館」というのは初めて聞いたなぁ。紅魔館で悪魔というと、まずレミリアを指すのだと思うけど。パチュリーも、人間の間では「悪魔」なんて呼ばれたりしているのかな。悪魔といえば……他には小悪魔がいるか。そういえば今回、パチュリーメインのわりに、小悪魔は出てきていないなぁ。三月精で小悪魔は、1回だけ、チョイ役みたいなので出てきただけ……だったかな。三月精では基本、小悪魔はいない、という方向でいっているのかも。



三妖精。
紅魔館侵入時、三妖精の能力をフルに活かしている。おお、ちゃんと三妖精の能力が活かされていると、ちょっと嬉しいなぁ。やっぱり三妖精の力は、こういう悪戯目的?みたいなときに一番効力を発揮するなぁ。
本の中に本当に財宝とかがあると思ってしまうとか……ピュアすぎる!ラストページ、文字は読めないけど、なんとかなるだろう!とか、ポジティブシンキングすぎる!でも変に落ち込んだりせず、底抜けに明るいところが、三妖精たちの良いところだと思います。読んでいて気持ちが明るくなります。

香霖堂が、名前だけチョイ出演。書籍東方で、他作品の名前が出てくるなんて珍しい。三月精に霖之助ってまだ出ていないよね?いつか、三月精に霖之助が出てきたりするのかな。



紅魔館。
美鈴がちゃんと起きて門番の仕事やっていることに安心しました。儚月抄で門番居眠りネタが公式になってしまったから、もうとにかく美鈴といえば「眠っているのが普通」みたいになってしまっていて、そんな美鈴の扱いにちょっと不満を持っていました。
でも今回、美鈴は寝てなんかいなかった!真面目に働く美鈴も、もっと描写してほしいです。

レミリアの貴重な就寝シーン!なんと天蓋つき巨大ベッドの上に棺桶置いて、その中で寝ていた!これも驚き。
大きいベッドで寝ている、というのはだいたい皆が持っている共通イメージだと思いますが、まさかベッドの上に棺桶とは。これは予想外。というかシュールすぎる。
かといって床の上に直接棺桶、では高貴さとか偉大さとかが伝わってこないし……寝ている描写ひとつとっても、いろいろ難しいですね。



霊夢。
パチュリーの本の封印を破ってしまう。おお、そんなことも出来るのか。霊夢って、やる気さえ出せば、なんでも人並み以上のことはできそう。でも本にかけられた封印、なんて明かに専門外のことまでできてしまうのは……凄いとしかいいようがない。しかも力ずくで開けたとか言っているし。いくら博麗の巫女だからって、力ずくで出来るようなことなの!?




巻末の比良坂真琴先生のあとがき。
「妖精は1/2の確率で新聞を逆さに読むそうです。ちなみにレミリアの就寝用棺桶も指定です(笑)。」
か、確率の問題なの、あれは!?
あと、あの棺桶がZUN氏指定ということにも驚き。そうか、ZUN氏の頭の中では、レミリアはああやって寝ているイメージなのか。
(笑)とあるということは……比良坂氏も、あのシーンがちょっとシュールで「笑える」絵だと思っているということですよね。うん、レミリアには悪いけど、たしかにちょっと笑える絵です。



いつもの三月精の、「不思議アイテム&不思議現象の正体を突き止める!」みたいな内容ではなくて、暗くて目つきわるくて強気な態度、のパチュリーをメインにした、いつもと違う雰囲気の三月精で、楽しめました。いつもと同じ話では飽きるので、こういうちょっと雰囲気の違う話が来るのは良いですね。



『東方三月精 〜 Oriental Sacred Place.』 第15話「悪魔の書痴」の感想。_c0145162_3291587.jpg





『東方三月精 〜 Oriental Sacred Place.』 第15話「悪魔の書痴」の感想。_c0145162_2223028.jpg

コンプエース9月号の巻末予告。
既に次の三月精の内容が書かれていました。三月精の次回の話が前もって分かっている、ってけっこう珍しい気が。



『東方三月精 〜 Oriental Sacred Place.』 第15話「悪魔の書痴」の感想。_c0145162_2243165.jpg

幻想郷情報局は今回も全1ページ。そのうちの半分ぐらいを使って、製品版神霊廟を取り上げていました。
でも4面以降の新キャラのビジュアルとかはなし。画面写真も、体験版のものを使っているみたいです。製品版神霊廟をもっと本格的に取り扱うのは、神霊廟の委託が開始されてからになりそう。

by tohotoho2 | 2011-08-29 03:27 | 東方関連書籍

<< ニコニコ動画 【東方MMD】悪魔の妹 コンプエース9月号 豪華付録 ... >>